伊勢丹新宿店で注目のファッションイベント！ステファノ・ガリーチが来日

2025年3月15日、東京の伊勢丹新宿店本館では、特別なファッションイベントが開催されました。ベルギーのファッションハウス、アンドゥムルメステールのクリエイティブ・ディレクター、ステファノ・ガリーチが日本に初めて足を運び、最新の春夏コレクションを発表しました。

この特別なイベントには、モデルでタレントの鈴木えみ、俳優の栁俊太郎、女優の向里祐香が参加し、最新のコレクションを楽しむ姿が見られました。この日は特別に会場がポップアップ形式となっており、来場者は会場内で新コレクションのアイテムを手に取ることができました。ファッションだけでなく、参加者同士の交流も見られ、熱気に溢れた一日となりました。

さらに、会場では特別なトークイベントも行われました。ガリーチ自身がロックバンドのGliicoを招き、ファッションと音楽の関わりについて語り合いました。モデレーターを務めたのは、ウェブマガジン『sabukaru』のエイドリアン・ビアンコ氏。彼は音楽がファッションに与える影響や、クリエイティブな表現方法について興味深いトークを繰り広げ、来場者たちを魅了しました。

トークの後には、イベント参加者に向けたサイン会も開催され、盛況のうちに終わりました。ファッションと音楽が交差する瞬間を目の当たりにできる貴重な機会に、多くのファンが歓喜の声を上げました。

ところで、ステファノ・ガリーチは1985年にイタリアで生まれ、ウーディネ県で育ちました。若い頃から音楽に触れ、特にパンクロックやインディー音楽に影響を受けてきました。彼のデザインには、音楽的表現と美的感覚との融合が見られ、そのスタイルは独自性を持っています。2016年にヴェネツィアのIUAV大学に入学し、ファッションデザインを学びました。

その後はアントワープでのハイダー・アッカーマンとのコラボレーションを経て、ついには2020年にアンドゥムルメステールのチームに加わることになります。そして、2023年にはクリエイティブ・ディレクターに就任しました。

アンドゥムルメステール自体は1985年に設立され、前衛的なデザインと創造性へのこだわりで知られています。ブランドが誇る独自のスタイルは、ガリーチの取り組みにより再定義され、現代ファッションの最前線を走り続けています。このイベントを通じて、鈴木えみらの出席者たちと共に、アンドゥムルメステールの新たな魅力が広がったことは間違いありません。