東京スポーツドック2024 六本木で健康とスポーツを体験!
2024年9月、東京都主催の「東京スポーツドック2024 六本木」が六本木ヒルズアリーナで開催されました。このイベントは参加者が体力や体組成を測定し、健康の状態を把握することを目的としています。初日と二日目にわたるこのイベントは、スポーツの楽しさを多くの方々に伝えるために設計された多彩なプログラムが提供されました。
イベントの詳細
東京都の全力で支援された本イベントでは、参加者が無料で体力測定やスポーツ体験を楽しむことができました。体力測定ブースでは、握力や反復横跳びなどの基本的な体力指標が確認でき、体組成測定では体脂肪量や筋肉量、さらには血管年齢の確認も行われました。さらに、ラグビーやサッカーなどのスポーツ体験コーナーも設置され、参加者は実際に競技を体験しました。
特別ゲストによる体力測定の実演やチアダンス、パルクールのパフォーマンスもあり、イベントは終始賑わっていました。負傷したアスリートたちからのインスピレーション溢れるパフォーマンスにも、多くの人が熱心に耳を傾けていました。
ケイアイチャレンジドアスリートチームの活動
イベントには、ケイアイチャレンジドアスリートチームの選手たちも参加し、テーマを「障がい×共生」として多くの方々と対話する機会が設けられました。このチームは、障がいを克服しながらも、さらなる高みを目指すパラアスリートたちによるグループで、ルールを超えた実績を持っています。そんな彼らは、身体を知り、体験をする場の提供を通じて、パラスポーツの重要性を広め、お子様連れの家族なども積極的にブースに訪れました。
参加者からは、初めて車いす競技用具を体験する嬉しさや、アスリート自身から直接指導を受けることで生まれた和やかなコミュニケーションが多数報告されており、お子様たちが新たな友達の名前の手話を覚える姿も見られました。
参加者の声
イベントの最中、ケイアイチャレンジドアスリートチームの監督と選手たちが感想を述べてくれました。山本監督は、初めてのブース出展であったことから、多くの人にチームの理念や活動を知ってもらうきっかけになったと述べました。一方、岩淵選手は、コミュニケーションに対する最初の不安を克服し、2日目にはお子様たちとの対話を楽しんだと語りました。このように、参加者はそれぞれの体験を通じて、パラスポーツの楽しさや重要性を発信していました。
未来への展望
ケイアイチャレンジドアスリートチームは今後も、さらなる活動を積極的に行いながら、パラスポーツの認知を高めていくことを目指しています。毎年行われるイベントへの関与を通じて、より多くの人々をスポーツの楽しさに引き込む努力をしていくとのことです。
今回の東京スポーツドック2024は、単なる健康促進の場にとどまらず、すべての人が共に楽しみ、共生する姿を体現した素晴らしいイベントとなりました。