「北海道オーガニックデザイン風土火水」の始動
2023年4月1日、北海道産のオーガニック食品「風土火水」が新たに全国で発売されます。このプロジェクトは、アグリシステムが1988年からの理念「未来の子どもたちのために」をもとに、有機農業や環境保全型農業の普及を目指して展開されてきました。これまでの経験を活かした「北海道オーガニックデザイン風土火水」の一環として、オーガニックの原材料をふんだんに使用した食品が登場します。
高品質なオーガニック原料
「風土火水」のすべての商品の主原料は、北海道産のオーガニック原料(JAS認証取得)を使用しており、副原料もできる限り北海道産です。これにより、残留農薬やポストハーベストの影響を気にすることなく、安心して食べられる商品の提供が可能です。特に、有機JAS認証を受けたオーガニック豆シリーズや粉シリーズ、大豆ミート製品が揃っています。
生産者とのつながり
アグリシステムは、契約栽培を通じて生産者との直接的な取引を行い、商品の開発に取り組んでいます。手間ひまかけて育てられた小麦や豆を生産する全道の有機農家と密接な関係を築き、作物の植え付けから収穫までをサポートしています。これにより、より良い土を育む微生物が豊かな環境を実現することを目指しています。
自社での有機農業の実践
アグリシステムは、自社のオーガニック実践農場を持ち、バイオダイナミック農法を用いて農産物を生産しています。北海道内に広がる約370ヘクタールの圃場では、農薬や化学肥料を使用せず、牛を飼い、さらにはチーズやワインまで作っています。この自社で生産したチーズや肉も「風土火水」のラインナップに含まれます。
製造へのこだわり
「風土火水」では、製造方法にも特別な配慮がなされています。すべての製品は、伝統的な製法や発酵を重視しており、添加物は一切使用していません。新鮮な生乳を使い、昔ながらの手法で作られたチーズや、低温で石臼挽きされた全粒粉など、高い品質を誇る商品が特徴です。
未来へ向けた取り組み
「風土火水」は、アグリシステムが掲げるオーガニック農業の未来に向けた重要なステップです。北海道産のオーガニック農産物の生産と流通を一貫して支援し、持続可能な社会への貢献を目指しています。政府も2050年までに日本の耕作面積の25%を有機農業にすることを計画しており、アグリシステムはその目標達成に向けて活動を続けていく所存です。
主な活動内容
- - 有機農業に転換したい農家へのコンサルティング
- - オーガニック農産物の集荷・流通
- - 農産物の生産・栽培研究
- - 伝統的な製法を継承した加工食品の製造
- - 有機農業に関心のある消費者への情報提供
購入方法と問い合わせ
「風土火水」のオーガニック食品の購入は、実店舗やオンラインショップを通じて行えます。実店舗は、ナチュラル・ココ店内等にあります。また、オンラインでは「食べチョク」や「ナチュラル・ココオンラインショップ」を利用可能です。詳細は、アグリシステムのHPをご覧ください。
アグリシステム株式会社
ウェブサイト
TEL: 0155-62-2887(平日 8:30~17:30)