豊中市で開催される部落問題講演会
豊中市にて、「部落問題と向き合う私たち」というタイトルの講演会が開催されます。このイベントは、豊中市教育委員会や人権啓発活動団体などと連携して構成された「ひゅうまんプラザ実行委員会」によるもので、部落差別に直面した当事者である石井眞澄さんと千晶さん夫妻が実体験を語ります。
講演会の目的
講演会の主な目的は、部落差別の現状を知ること、そしてそれを身近な問題として考えることです。部落差別が過去のものではなく、現在も多くの人々に影響を与えていることを理解し、皆が「差別を許さない」「見過ごさない」という姿勢を持つ社会を実現することを目指しています。
詳細情報
- - 日時:令和7年2月18日(火)14時~16時(13時30分開場)
- - 場所:千里公民館(新千里東町1-2-2千里文化センター「コラボ」2階)
- - 入場料:無料
- - 定員:80人(事前申し込み制、先着順)
参加を希望する方は、事前に申し込みが必要です。公式サイトにて詳細情報や申し込み方法を確認できます。
石井夫妻の背景
石井眞澄さんと千晶さんの夫妻は、滋賀県の被差別部落で育った千晶さんと、家庭から被差別部落出身者との交際を反対された眞澄さんの二人です。2007年に結婚した後、彼らは部落差別について真剣に向き合ってきました。
さらに、全国各地で講演活動を行い、彼らの経験を多くの人々に伝えています。彼らの活動は、差別に立ち向かう力だけでなく、現代社会において人権意識を高める重要なきっかけとなっています。
彼らは、困難な状況にもかかわらず力を合わせて乗り越えてきた経験をもとに、分かち合いや出会いの重要性を発信し続けています。その教えは、今まさに部落問題を考える上で、私たち一人ひとりが何をするべきかを考えるヒントとなるでしょう。
結論
この講演会は、部落問題を身近なものとして捉える重要なイベントです。差別に対する理解を深め、人権意識を育む良い機会となることでしょう。石井夫妻の貴重な実体験を聞くことで、部落差別についての認識が変わることを期待します。ぜひ、この機会に参加してみてください。