アフリカ留学生の学び
2024-09-29 14:28:15

アフリカ留学生が専門学校で学びを深めるインターンシップ体験

アフリカ留学生が専門学校で学びを深めるインターンシップ体験



学校法人穴吹学園は、アフリカ出身の留学生を受け入れ、インターンシッププログラムを実施しました。2014年から続く国際協力機構(JICA)のABEイニシアチブに基づき、ナイジェリア、ケニア、ガーナからの5人の留学生が専門学校での実習に参加し、2日間にわたる多様なプログラムを体験しました。

ABEイニシアチブとは?



ABEイニシアチブは、アフリカの若者たちに産業人材育成を提供するプロジェクトで、学んだ技能を持ち帰ることで、帰国後の発展に寄与することを目的としています。この取り組みは、2014年から積極的に行われており、参加する留学生たちには大きな学びの機会を与えています。

専門学校でのインターンシップの内容



インターンシップは、8月29日と30日に行われました。留学生たちは、穴吹興産グループのプログラムに従い、香川県内の専門学校を訪問しました。初日は、リハビリテーションやデザイン、ビューティ、医療など5つの専門学校を見学し、日本の高等教育の仕組みや社会的ニーズについて学びました。

留学生たちは、専門技術教育の重要性を理解し、日本の学校での安全で効率的な学びに興味を示しました。特に、自動車整備実習では、タイヤの脱着やエンジンの分解に取り組みながら専門技術を体得しました。町での自動車整備ニーズが高いアフリカ諸国において、これらのスキルは非常に価値あるものであるといえるでしょう。

昼食には、香川県の名物讃岐うどんを体験。セルフサービススタイルは新鮮で、参加者たちはそれぞれに楽しみました。

異文化交流の側面



続く訪問では、デザインやビューティ分野での教育も体験。着物を着付けるサプライズがあり、日本の伝統文化に触れる貴重な体験となりました。留学生たちは互いに写真を撮り合い、大いに盛り上がりました。

2日目は観光と地域創生を学ぶ専門職大学に移動し、台風の影響で学生の通学が不可能になったものの、現地の自然や文化についてのプレゼンテーションを聞くことができました。屋島からの絶景を楽しむこともでき、一行は日本の美しい風土に感銘を受けました。

日本とアフリカの未来



また、留学生はIT分野や福祉学の授業で、専門技術の習得を体験し、実際に日本の教育現場でどのように学んでいるかを肌で感じました。アフリカ各国の異なる人口問題や教育課題についても認識し、自国に帰った際の展望や課題解決のための視点を得ることができました。

インターンシップは、最終日に成果発表を行い、今後の展望を発表しました。彼らが日本での学びを通じて、アフリカ諸国の発展に貢献できる知識やアイデアを得て帰国することを期待しています。こうした国際交流を通じて、日本とアフリカの架け橋がより強固なものになることを願っています。


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会社情報

会社名
学校法人穴吹学園
住所
香川県高松市錦町1-22-23
電話番号
087-823-2266

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