明治大学で開催！体験型お菓子『21美ーバー』ワークショップの魅力とは

明治大学が贈る新感覚お菓子『21美ーバー』の魅力

2025年12月13日（土）、明治大学総合数理学部の宮下芳明研究室が、北陸製菓株式会社及び金沢21世紀美術館と共同で開発した体験型お菓子『21美ーバー』の完成記念ワークショップを開催します。これは、食の楽しみを新たな形で体験できる特別なイベントで、東京にある駿河台キャンパスアカデミーコモンにて行われます。

『21美ーバー』とは？

『21美ーバー』は、食べる人が自由に「味をデザインする」ことを主題にした新しいお菓子です。このお菓子は、“アート×サイエンス×フード”という異なる分野を融合させることで生まれました。ビーバー型の本体には、甘味や酸味、旨味などの味覚パウダー、そして香りや風味を変化させるフレーバーパウダーが組み合わされています。そのため、参加者は自分の好みに合わせてコーディネートを楽しみながら、さまざまな味を楽しむことができます。

このプロジェクトを監修している宮下芳明教授は、イグ・ノーベル賞（栄養学）を受賞した著名な研究者でもあり、味覚や香りのデジタル再現に関するシステムを多く開発してきました。その知見が『21美ーバー』にも活かされており、食の未来を感じさせる革新的なお菓子となっています。

ワークショップの詳細

今回のワークショップでは、宮下教授の進行のもと、ゲストスピーカーとして調味料開発を手がける株式会社ヤマホの堀井裕子氏を迎え、開発秘話を共有しながら、実際に味を作り出す体験を行います。参加者は、自らの「好きな味」を探求する楽しさを体感できる内容となっています。参加者同士での交流も期待され、食に対する理解や新たな視点を得る良い機会になるでしょう。

参加情報

ワークショップは2025年12月13日、10:00から始まり、9:30から受付がスタートします。会場は明治大学駿河台キャンパスのアカデミーコモン2階で行われ、参加費は2100円です。この費用には『21美ーバー』の価格が含まれ、当日は実際に制作したお菓子を持ち帰ることができます。

宮下芳明教授のメッセージ

宮下教授は、今回のワークショップを通じて、参加者が味や香りのメディアを利用し、新しい食の時代を創造する体験を持てることを期待しています。「食への好みは人それぞれですので、自分特有の味を見つけるプロセスそのものが楽しさにつながります。このワークショップが、未来の味を感じる入り口となれば嬉しいです」と語りました。