ショッピージャパンの成長
2021-03-23 14:30:02

ショッピージャパン、2020年の成長を記録した越境ECの実績とは

ショッピージャパンの2020年成長実績



シンガポールを本拠地とするEコマースプラットフォーム、ショッピージャパンは、2020年の驚異的な成長を発表しました。この成長は、特に越境ECにおいて顕著であり、日本からの国際販売がどれほど拡大したのか、具体的な数字とともに探っていきます。

グローバルでのインパクト



2020年、ショッピージャパンはグローバルなオーダー数において28億件を記録しました。これは昨年比232.8%の成長を意味し、132.8%の増加を示しています。また、流通総額は354億USドルに達し、こちらも昨年比201.1%の増加となりました。このような成績は、アジア各国でのショッピング需要の高まりと、シュッピージャパンの取り組みが結びついた結果です。

さらに、ショッピージャパンは過去1年で8つの地域・市場に新たに進出しました。代表的な進出地域には、シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ブラジルが含まれます。

特筆すべきは、販売事業者数が1,000万以上にのぼり、2020年には東南アジアと台湾のショッピングアプリのランキングで月間アクティブユーザー数及びダウンロード数が第1位に輝きました。ショッピージャパンは、2020年のグローバルブランドランキングにおいても第8位の評価を受けています。

日本からの越境ECの成長



日本からの越境ECも急成長を見せ、2020年の日本の越境EC店舗数は前年より4倍以上増加しました。特に注目すべきは、11.11や12.12の大型セールでの流通総額が昨年同日比で9倍以上に達したことです。これにより、ショッピージャパンはシンガポール、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアの5地域での販売を実施しています。

多くの著名ブランドがショッピージャパンに出店し、ドン・キホーテやSONY、無印良品(MUJI)など、多彩な商品が揃うことで、消費者の関心を引きつけています。

増加する日本の販売事業者



Shopeeのプラットフォーム上で日本企業が扱う商品の数や販売高が顕著に増加した理由は、主に3つあります。まず一つは、アジア地域の消費者による巣ごもり需要の増加です。これにより、特にインバウンド旅行客による日本商品の需要が越境ECへシフトしました。

次に、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、企業のEコマースに対する意欲が高まったことです。最後に、2020年には日本法人が設立され、出店者に対するサポート体制が強化されたことが大きな要因となっています。

今後の展望



ショッピージャパンは2021年に向けて、さらにサポート体制を充実させる計画です。特に物流サービスの強化に注力し、国際貨物を扱う物流会社との連携を深化させ、出品者による海外発送をスムーズに進めることを目指しています。また、大型セールの際に向けた事前準備のサポートも強化される予定で、事業者が活用できる機会を広げていきます。

このようにショッピージャパンは、東南アジアや台湾の消費者に日本製品を届けるための整ったプラットフォームを確立として、今後も成長を続けていくことでしょう。日本の消費者のニーズにも応えつつ、世界を舞台にしたEコマース展開が期待されます。

会社情報

会社名
ショッピージャパン株式会社(Shopee Japan)
住所
東京都千代田区丸の内2丁目5-1丸の内2丁目ビル 7F
電話番号

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