ユニ・チャーム株式会社は、社員の福利厚生制度に卵子凍結保管サービス「卵子凍結あんしんバンク(TM)」を導入することを発表しました。2024年7月より、社員はセルソース株式会社が提供するこのサービスを利用できるようになります。
近年、不妊治療のニーズが高まる一方で、仕事と治療の両立に悩む女性は少なくありません。厚生労働省の調査では、不妊治療経験者の半数以上が仕事と治療の両立に苦労していると回答し、一部の女性は治療のために転職や退職を余儀なくされています。
ユニ・チャームは、生理用品ブランド「ソフィ」を展開する企業として、女性の健康とライフプランをサポートする重要性を認識しています。昨年は「ソフィ 妊活タイミングをチェックできるおりものシート」を発売し、女性の妊娠に関する意識向上にも貢献しています。
今回の卵子凍結サービス導入は、社員が安心してキャリアを追求し、将来の選択肢を広げられるよう、多様なライフプランを支援する取り組みです。社員一人ひとりが働きがいを感じ、輝くことができる職場環境の実現を目指しています。
「卵子凍結あんしんバンク(TM)」は、提携医療機関で採卵された卵子を、セルソースが安全に保管するサービスです。管理体制の整った施設と専用輸送サービスにより、長期保管も安心です。
ユニ・チャームは、今後も社員が主体的にキャリアを描き、成長できる制度や仕組みを整備していくことで、働きがいのある職場環境づくりを推進していくとのことです。