オフィス賃料が4年ぶりに上昇に転じる - 不動産市場の最新動向
三菱UFJ信託銀行株式会社が発行した不動産マーケットリサーチレポートVol.249「オフィス賃料が4年ぶりに上昇に転じる」によると、東京都心5区のオフィス賃料変化DIが2024年に入ってプラスに転じていることが明らかになりました。
レポートでは、千代田区や渋谷区などオフィス需要が旺盛なエリアでは、賃料上昇が優勢であると分析されています。これは、コロナ禍以降、オフィス需要が回復傾向にあることや、新規オフィス供給が抑えられていることが要因として挙げられています。
しかし、レポートでは短期的には上昇しやすい一方、構造的なマイナス要因が中期的な懸念材料として指摘されています。具体的には、リモートワークの普及によるオフィス需要の減少や、賃料高騰による企業の移転などが挙げられています。
今後のオフィス市場の展望
今後のオフィス市場は、リモートワークの普及とオフィス需要の回復という相反するトレンドが共存する状況が続くと予想されます。企業は、従業員の働き方やオフィス空間の利用方法を見直し、最適なオフィス戦略を策定していく必要がありそうです。
三菱UFJ信託銀行のレポートは、不動産投資家や企業経営者にとって、今後のオフィス市場の動向を把握する上で重要な情報源となります。
レポートの詳細はこちら
レポート全文は、三菱UFJ信託銀行のウェブサイトからご覧いただけます。
- - レポート全文:https://www.tr.mufg.jp/houjin/fudousan/f_report/pdf/fr_2024070901.pdf
また、レポートのダイジェスト動画も公開されています。
- - レポートダイジェスト動画:https://api01-platform.stream.co.jp/apiservice/plt3/NDYx%23MTYxOA%3d%3d%23280%23168%230%2333E6A0D86400%23MDphOmY7MTA7MTA7MTA%3d%3d
レポートのメール配信をご希望の方は、三菱UFJ信託銀行のウェブサイトから登録できます。
- - レポートメール配信登録:https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pgqf-lisjqj-a09062f044dc92e704fe1da404444440
本件に関するお問い合わせ先
三菱UFJ信託銀行 不動産コンサルティング部 竹本 遼太