新たな技術で変わる易解体性接着材料の未来と今後の展望
2026年3月17日、AndTechが主催するオンラインセミナー「マルチマテリアル化に向けた易解体性接着材料・技術開発およびシステム設計の最新動向」が開催されます。このセミナーは、これまでの研究や技術の進展を踏まえつつ、易解体性接着のさらなる発展に向けた情報が提供される場となります。
セミナーの概要と目的
AndTechの最新セミナーは、R&D開発支援を行う株式会社AndTechが主催。近年ますます重要性が高まっている易解体性接着材料の開発に関連する課題を解決するための知見が共有されます。この分野における第一人者たちが講師として登壇し、高分解性と高い安定性を両立する接着技術や新たな材料設計について具体的な事例を交えて紹介します。
主な講義内容
1. 易解体性接着基礎
講師には、大阪公立大学の松本章一教授が登場し、易解体性接着の材料とシステム設計の総論から始まります。ここでは、異なる材料を用いた接合とリサイクルの必要性について詳しく解説され、過去20年間の技術開発の経緯を振り返ります。
2. 分解性接着技術の最新情報
次に、(地独)大阪産業技術研究所の舘秀樹氏が、分解性および剥離性を持つ接着技術の開発とその応用に関して講義します。ここでは、光、熱、電気といった外部刺激を用いた解体技術についても言及します。
3. 高分解性接着材料の重要性
神奈川大学の木原伸浩教授が、高分解性の接着材料について、高熱的・化学的安定性を持ちつつ、実用化に向けた具体的な方法を講じます。このセクションでは、分解性ポリマーの利用法についても触れられ、高い機械的強度を惹きつけながらも安心して使用できるナノマテリアルの特性が解説されます。
4. エポキシ系接着樹脂の可能性
最後に、DIC株式会社の大津理人氏が、易解体性を持つエポキシ系接着剤の開発とその応用事例について講演し、実業界における新しい接着技術の可能性を提示します。この技術は、電子機器や自動車業界など、多岐にわたり利用が期待されています。
なぜ参加するべきか
このセミナーは、接着技術の基礎から最新トレンドまでを幅広くカバーしているため、サプライチェーンや製品ライフサイクルに関心のある専門家や研究者にとって貴重な学びの機会となるでしょう。特に、持続可能な開発や環境への配慮が求められる中、易解体性接着材料の革新は、より良い未来に向けた技術革新に繋がると期待されています。
参加情報
セミナーはオンラインで行われるため、参加者は自宅やオフィスから参加可能です。参加費用は60,500円(税込)で、ウェブセミナー後には資料が提供されるので、後から復習することもできます。参加申し込みは、AndTechの公式ウェブサイトから行うことができます。
まとめ
2026年のこのセミナーは、易解体性接着技術の未来を形作る重要なイベントとなること間違いなしです。新たな接着材料の開発によって、業界内外での材料再利用が促進され、持続可能な社会へ一歩近づけることが期待されています。興味のある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。