インバウンドツアーと食の多様性の必要性
近年、訪日外国人旅行者の増加に伴い、日本における食事のニーズは急激に多様化しています。ベジタリアンやヴィーガン、ハラールフード、グルテンフリーといった様々な食の選択肢が求められているなか、旅行会社たちはどう対応しているのでしょうか。
団タメ!とフードダイバーシティの提携
この度、旅行会社専用の飲食店予約サイト『団タメ!』を運営する株式会社ボーダレスシティと、飲食店・宿泊施設のフードダイバーシティ導入支援を行うフードダイバーシティ株式会社が提携を締結しました。この提携は、旅行者が日本の食文化を存分に楽しめる環境を整えることを目的としています。
食事難民の現状
ボーダレスシティが運営する『団タメ!』には、現在約3,000社の旅行会社が登録されており、世界中の101ヵ国からのツアーを手掛けていますが、現場では「食の多様性」に対する知識不足から、食事の選択肢が限られ、「食事難民」と呼ばれる現象が生まれています。訪日外国人が「安心して食を楽しむ」ことができないという課題が浮き彫りになっています。
提携内容とその影響
この提携の主な目的は、飲食店や宿泊施設の食事提供体制をアレンジし、多様な食のニーズに応えることです。具体的な施策としては、以下の内容が挙げられます。
1.
フードダイバーシティへの対応支援
『団タメ!』に登録している飲食店に対して、フードダイバーシティ社が持つノウハウを提供し、様々な食ニーズに対応できる体制を整えます。
2.
マッチング機会の提供
食の多様性に対応した飲食施設を『団タメ!』を介して全国の旅行会社とつなげ、効率的なマッチングを図ります。
3.
地域の受入体制の整備
自治体と連携し、地域ぐるみで食の多様性を啓発し、旅行会社への販路開拓も支援します。
これにより、飲食店や宿泊施設の価値が向上し、多様なニーズに応じた食事提供が実現されることが期待されています。
将来的な展望
両社は今後、単なるマッチングの枠を超え、インバウンドツアー中でのフードダイバーシティの徹底的な導入を進め、日本の観光地としての競争力を高めていくとしています。この提携が、旅行業界全体にどう影響を及ぼすのか、注目が集まります。
団タメ!の概要
『団タメ!』は、日本初の旅行会社専用飲食店予約サービス。このサービスを通じて、インバウンドツアーや社員旅行、法人の宴会、学会の食事など、幅広いシチュエーションで利用されています。約3,000社の旅行会社と10,000店舗の飲食店が提携し、訪日外国人のニーズに応えています。詳細は公式サイトでご確認ください。
会社概要
所在地: 東京都千代田区神田三崎町3-3-3 木下ビル3F
代表取締役: 大島 秀崇
公式サイト
所在地: 東京都台東区上野六丁目1番6号御徒町グリーンハイツ1005号
代表取締役: 守護 彰浩
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