特別貸切企画で魅了する「ゆふいんの森」の旅路と魅力

35周年を迎える「ゆふいんの森」に特別貸切プラン登場

JR九州のD&S列車「ゆふいんの森」は、初運行から35年の長い歴史を持つ列車です。メタリックグリーンの美しい車体は、まるで異国にいるかのような感覚をもたらし、利用者を魅了し続けています。今回は、その「ゆふいんの森」を巡る35周年記念の特別貸切企画が開催されることになりました。

特別貸切運行の詳細

特別貸切運行は、2日間にわたり行われ、1日目は博多駅から別府駅までを久大本線経由で運行します。途中の車窓からは、熊本・大分・福岡・佐賀を流れる筑後川や、耳納連山の美しい景色を楽しむことができます。

2日目には、別府駅から博多駅まで阿蘇高原線として親しまれている豊肥本線を経由し、世界でも有名な阿蘇カルデラの壮大な景観や、立野駅で体験できるスイッチバックを楽しむことができます。これが「ゆふいんの森」が豊肥本線を走る初の機会であり、特別な展示となるのです。

観光と自由散策の楽しみ

運行中の車窓から自然の変化を楽しむだけでなく、途中の駅では地域の方々によるおもてなしも用意されています。両日とも自由散策の時間が設けられており、1日目には湯布院の街を90分、2日目には阿蘇神社やその周辺を120分散策することができます。

この特別な旅では、博多発のコースで「ゆふいんの森」に全区間乗車し、1日目の昼食にはクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の「La Verveine」が提供するフランス料理のお弁当も用意されています。他に、関西発と名古屋発のコースも用意されており、紅葉の名所や温泉地を楽しむことができる内容説明がされています。