2026年度日本山岳遺産サミットのご案内
2026年2月14日(土曜日)、東京都千代田区にて「2025年度 日本山岳遺産サミット」が開催されます。このイベントは、株式会社山と溪谷社が設立した日本山岳遺産基金によるもので、山岳文化と自然の重要性を伝える貴重な機会となっています。
サミットの概要
このサミットは、両部構成で行われます。第1部では、活動報告や今年度の認定地、認定団体が発表される予定です。具体的には、雄鉾岳や八雲ワンダーフォーゲルが2025年度の認定地として発表されるほか、2024年度の活動報告も行われます。
第2部では、薬師沢小屋の支配人であり、山のイラストレーターであるやまとけいこさんを迎え、「黒部源流山小屋暮らし」というテーマで特別講演を行います。自然と向き合う日常や登山道の整備についてお話しされる予定で、参加者はその魅力を直接聞くことができます。また、当日の書籍販売やサイン会も企画されており、売上の一部は日本山岳遺産基金への寄付に充てられます。
イベントの詳細
- - 日時:2026年2月14日(土)13:30~16:00(開場は13:00)
- - 場所:インプレスグループ セミナールーム(東京都千代田区神田神保町1-105)
- - 参加費:500円(日本山岳遺産基金への寄付)
- - 定員:70名(事前申し込みが必要)
申し込みは、日本山岳遺産基金のウェブサイトを通じて行う必要があります。締切は2026年2月8日で、定員に達し次第早期締切の可能性がありますので、お早めの申込みをお勧めします。
やまとけいこさんの特別講演
やまとけいこさんは、1974年生まれで、愛知県出身のイラストレーターです。武蔵野美術大学を卒業後、高校生の時に初めて北アルプスに登ることで、山との深い結びつきを持つようになりました。彼女は、薬師沢小屋での生活を通じて、自然環境の大切さを作品を通じて伝えています。著書には『ヤマケイ文庫 黒部源流山小屋暮らし』や『黒部源流山小屋料理人』などがあり、2026年には新刊『黒部源流にて山の青春画帖』を刊行予定です。
日本山岳遺産基金について
この基金は、2010年に設立され、日本の山の自然や文化を次世代へ引き継ぐためにさまざまな活動を行っています。「次世代育成」、「山岳環境保全」、および「安全登山啓発」の3つのテーマに基づき、地域の自然保護に貢献することを目的としています。
お問い合わせ
サミットに関する詳細な情報や問い合わせは、日本山岳遺産基金事務局までご連絡をお願いします。
これからの自然や文化を守るために、多くの方々の参加を期待しています。