EcoFlowが新たにCSRプログラムを展開
テクノロジー企業EcoFlowは、災害救援や防災対策のサポートを目的に、企業の社会的責任 (CSR) プログラム「EcoFlow Power For Rescues」を発表しました。このプログラムは、可動性の高い電源やクリーンなエネルギー技術を駆使して、世界の被災地や救助組織に安定した電力を供給することを目指しています。
増加する極端な気象災害
世界気象機関(WMO)が示すデータによれば、過去50年間で極端な気象災害の発生頻度は5倍に達しています。地震や洪水などの災害がより頻繁に発生する中、安定した電力供給による救助活動や被災地安定化が求められています。この需要を受け、EcoFlowはさまざまな被災地や救助機関との連携を通じて、非常時に信頼できる電力を提供することに取り組んでいます。
緊急時における迅速な対応
日本の能登半島で発生した地震の際、EcoFlowは現地の公共施設や避難所にポータブル電源を即座に提供しました。具体的には、76台のポータブル電源と17枚のソーラーパネルを寄付し、約40,000人の被災者に対して非常用電力を供給しました。また、ブラジルのエストレラ病院でも、停電が続く中、ポータブル電源を寄付することで、医療機器の安定稼働を確保し、多くの患者の生命を守ることに成功しました。
日常的な防災支援とトレーニング
EcoFlowのCSRプログラム「Power For Rescues」では、防災支援や救助トレーニングの活動が含まれています。千葉県いすみ市には、津波避難タワーにポータブル電源を備え、停電時の避難者に電力供給を行う試みが進められています。また、中国では、救助チームにポータブル電源を寄付し、救助活動中の電力供給問題を解決しました。さらに、英国では、セント・ジョン救急隊と協力して防災意識を高めるトレーニングを実施し、1,000人以上がプロの救助トレーニングを受講する見込みです。
企業の社会的責任
「EcoFlow Power For Rescues」は、災害救援に必要な電力供給を通じて、コミュニティの安全性向上に寄与するプログラムです。特に2023年のハワイ州山火事や、モロッコの地震、能登半島の地震など、さまざまな災害時にクリーンエネルギーを届けてきました。EcoFlowは、環境に配慮した電力利用を促進し、持続可能な社会の構築に向けて日々努力しています。
まとめ
EcoFlowは、自然災害が頻発する現代社会において、電力の安定供給のみならず、防災意識を高める活動にも力を入れています。これにより、多くの人々が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。共同で協力を希望される組織やコミュニティは、公式ウェブサイトを通じて問い合わせを行うことができます。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
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EcoFlowのポータブル電源