EV用可搬式普通充電器の誕生
ヤマトモビリティ&Mfg.株式会社と株式会社ジゴワッツは、新しい電気自動車(EV)用可搬式普通充電器の共同開発を開始しました。このプロジェクトは、従来の充電スタイルに革命をもたらす試みであり、充電器が車両に向かうという新しいアプローチを採用しています。これにより、従来の固定式充電器が抱えていた設置工事の手間を省き、現場の効率を劇的に向上させることを目指しています。
従来の充電器の課題
これまで使用されていた固定式の充電器には、地面への基礎工事や特定のスペースへの車両移動が必要とされ、そのために多くの時間とリソースが費やされていました。特に忙しい現場では、車両の入れ替え作業が業務の流れを妨げる大きな障害となっていました。両社が開発する可搬式充電器は、200Vコンセントがあれば簡単に設置できるようになっています。この逆転の発想で、充電器が必要な時に車両の元へ行くことで、業務が中断されることなく充電が行えるのです。
ヤマトモビリティとジゴワッツの協業
このプロジェクトは、ヤマトモビリティの「現場力」とジゴワッツの「開発技術」が融合したものであり、両社の得意分野が相互に補完されています。ヤマトモビリティは、その長年の経験を活かして現場のニーズを的確に捉え、効率的な充電運用ができる台車技術を開発しました。軽量ながらも耐久性の高い筐体を作る技術も持っており、衝撃や錆に強い充電器を実現しています。
一方、ジゴワッツは、設計から保守までを一貫して手掛ける技術基盤を持っています。この体制により、現場のニーズに即応した製品開発が可能で、導入後も安定したメンテナンスを提供します。
共同開発の概要
このプロジェクトの実証実験は、2026年4月以降に開始される予定です。実際の現場での充電パフォーマンスと移動操作性を評価し、そのデータを基に量産体制を整える計画です。業務の効率をさらに向上させ、環境に優しいEVシフトを推進するために、この可搬式充電器は大きな可能性を持っています。
代表者のコメント
ヤマトモビリティの代表取締役CEO、鈴木昭寿氏は、「この共同開発により、現場が求めていた新しい充電器の形が実現する」と述べています。ジゴワッツの代表取締役、柴田知輝氏も、「現場の課題に応える共創がEV社会のインフラを変える」と期待を寄せています。
今後の展望
この共同開発は、EVコンバージョン事業の拡大に向けた重要なステップと位置づけられています。新しい充電器の生産や販売計画の進展があれば、随時情報を発信していく予定です。ヤマトモビリティとジゴワッツの取り組みは、EV普及の新たな道を切り開いてくれることでしょう。
会社概要
所在地: 埼玉県川越市大字古谷上4274
設立: 1955年8月
事業内容: モビリティ事業、プラスチック製品製造販売
URL:
ヤマトモビリティ
所在地: 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3
設立: 2014年5月
事業内容: EV用充電器の製造販売
URL:
ジゴワッツ
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