デジタル化推進を目指すセミナーの開催
三菱UFJニコスとMastercardは、2024年11月5日、和歌山市にあるホテルグランヴィア和歌山で公務員向けのセミナーを開催します。このイベントは、自治体の調達・支出プロセスのデジタル化(DX)に向けた取り組みを共有し、参加者の理解を深めることを目的としています。
このセミナーでは、昨年5月に和歌山県とMastercard、紀陽銀行、そして三菱UFJニコスのパートナーシップによって始まった「自治体の調達・支出プロセスの最適化および高度化を目指した実証実験」の進捗状況が発表されます。特に、2025年4月施行予定の旅費法改正に関連して、地方自治体は新しい旅費制度の見直しやクレジットカード払いの導入を進めている中で、実証実験から得られた知見が重要です。
セミナーの詳細
概要
- - 日程: 2024年11月5日(火)
- - 場所: ホテルグランヴィア和歌山
- - 開始時間: 午後1時30分(開場1時)
- - 参加費: 無料(事前申し込みが必要)
参加対象者は地方公務員および国家公務員で、セミナーはさまざまな専門家や関係者による講演やディスカッションが行われる予定です。基調講演では、デジタル庁の活動や旅費業務の改善についても取り上げられる予定です。
プログラム内容
- - 知事の期待: 和歌山県知事が「Wakayamaモデル」に対する期待を述べるプレゼンテーション
- - 地域からのデジタル化推進: 紀陽銀行の頭取が地方におけるデジタル化について
- - 基調講演: デジタル庁の関係者が最新の施策を紹介
さらに、和歌山県での実証実験を振り返るトークセッションや、自治体のDXに向けた先端テクノロジーやソリューションの紹介が行われ、地域事業者のデジタル化に向けた今後の方向性も探ります。
また、セミナーの主催である三菱UFJニコスと共催のMastercardは、収集した知見をもとに「Wakayamaモデル」を全国に発信し、さらなる自治体のデジタル化を促進したいと考えています。
このセミナーは、デジタル化が進む現代において、自治体が抱える課題を解決するための重要なステップと位置付けられています。豊かな議論が期待されており、多くの公務員にとって有意義な学びの場となることが予想されます。
まとめ
和歌山県との共同で行われるこの取り組みは、地方自治体がデジタル化を進めるための貴重な実証実験が行われていることを示しています。デジタルの力を活用した自治体の運営効率化は、今後ますます重要なテーマとなるでしょう。セミナー参加を通じて、全国の公務員が情報を共有し、未来の自治体経営に向けた一歩を踏み出すことが期待されます。