神戸のレゲエバンド・マックジャック、新曲「風林火山」をリリース
神戸を拠点に活動しているレゲエグループ「マックジャック」が、シンガソングライターの「MINMI」とのコラボレーションによる新曲「風林火山」をリリースしました。リリースを発表したMINMIは、「激しさと美しさが共存するこの曲で、日本中に旋風を巻き起こせ!」と意気込みを表しています。この新曲には、彼らの音楽に対する熱い想いや創造への挑戦が込められています。
MINMIとの共同制作の背景
マックジャックのメンバーは、MINMIの音楽に深いリスペクトを抱いており、高校時代から彼女の楽曲に親しんでいました。メンバーの一人であるミッチェルは、「彼女と共に戦いの歌を作れたことは、夢のようです」と語っています。曲作りに関する発想の元は、レゲエトラックの第一線で活躍しているYANAGIMANが持ち寄ったアイデアであり、2年前から構想が始まりました。
実際のレコーディングは、2024年に入ってから進められ、LAと日本の双方でデータをやり取りしながら制作が行われました。特に、LAではMINMI自身が楽器を演奏する場面も多く、彼女のピアノ演奏は曲に豊かな表情を加えています。
魅力的なトラックへのアプローチ
「風林火山」の制作過程では、和風のダンスホール・テイストを持つトラックに、メロディと歌詞を徐々に重ね合わせていくプロセスがありました。DJ MaLの力強いドラムとベースが疾走感を演出する一方で、ギターやピアノの演奏は、曲の抑揚を引き立てます。特に、LAのSTUDIO BEAT3でのコーラス録音では、エンジニアのMr.IRKOが幻想的なパートを見事に仕上げ、楽曲にさらなる深みを与えました。
この楽曲は、マックジャックの4人全員の個性を映し出すよう試行錯誤の末に完成しました。MINMIは、「ライブでこの曲を歌うのが楽しみ」と期待を寄せています。
マックジャックの背景と成長
マックジャックは、高校時代に野球部だったメンバーが中心となったグループで、みんなが寮生活を送る中で、レゲエ音楽から大きな影響を受けました。野球に情熱を捧げていた彼らは、卒業後に音楽の道を志し、地元の神戸でマックジャックを結成しました。その後、彼らはジャマイカに渡り、レゲエの本場で多くの経験を積むことになります。
2019年には、東京でMINMIと出会い、共に音楽を創る長い旅がスタートしました。「風林火山」のリリースには、これまでの彼らの成長と多くの努力が反映されています。
まとめ
「風林火山」という楽曲は、神戸のレゲエグループと日本を代表する才能が共鳴し、激しさと美しさを兼ね備えた特別な一曲です。この曲がリリースされることで、彼らの音楽が日本中に広がり、さらなる旋風を巻き起こすことを期待しています。ライブでの披露も楽しみな「風林火山」、ぜひチェックしてみてください!