ピクサー展が東京都現代美術館に登場！30周年を祝う特別展示

ピクサー展が東京都現代美術館に登場！

2016年3月5日から5月29日まで、東京都現代美術館で「スタジオ設立30周年記念ピクサー展」が開催されます。この展覧会は、ピクサー・アニメーション・スタジオの成功と成長を祝い、人気作品の背後にあるアートや技術を探る機会となるでしょう。

ピクサーの歴史と影響力

ピクサーは、1986年にアメリカ・カリフォルニアで設立されて以来、多くの革命的なアニメーション映画を生み出してきました。「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」、最近では「アーロと少年」など、これらの作品は全世界で広く愛され続けています。多くのファンがピクサーを支持する理由は、先進的なコンピュータ・アニメーション技術だけでなく、独創的なストーリーと魅力的なキャラクターが根底にあるからです。

ピクサーの独自のスタイルは、アーティストやデザイナーたちによる緻密な企画段階から始まります。彼らは手描きのドローイングやパステル画、彫刻などを用いて創作を行い、その結果として洗練されたアニメーション作品が誕生します。

展覧会の内容

本展では、ピクサーが手掛けた作品のアートワーク約500点を紹介します。中でも特筆すべきは、フルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』から最新作『アーロと少年』に至るまでの、制作過程を支えたアートの数々です。この貴重なコレクションは、ピクサーがアニメーション制作で何を大切にしているのかを考える上で重要な見どころとなるでしょう。

■ インスタレーションの紹介
特別に開発されたインスタレーション「トイ・ストーリーゾートロープ」と「アートスケープ」が登場します。「トイ・ストーリーゾートロープ」は、ウッディやバズのフィギュアを高速回転させ、ストロボで照らすことでキャラクターが生き生きと動いているように見せる体験型アートです。
一方、「アートスケープ」は、平面のアートをデジタル変換し、巨大なスクリーンに投影することで、観客をまるでピクサーの世界に誘います。