業務時間の20%をベンチャー企業での活動に当てる「side project」が第7期を迎え、過去最多の11社から46名が参加することが決まりました。
このプログラムは、株式会社ローンディールが推進しており、参加者が企業の枠を超えて異なる環境での業務を通じて、新たな視点やノウハウを獲得する機会を提供します。参加企業には、KDDIや東京ガス、ハウス食品グループ本社、SOMPOグループの3社などが新たに加わり、社外に出ることで企業文化を変革し、リーダーシップを強化する狙いがあります。
具体的には、参加者は6月に行われる事前研修を経て、7月から各ベンチャー企業との業務内容に関する協議を開始します。業務が決まれば、2025年9月から11月の間、実際にベンチャー企業でのプロジェクトに立ち向かうことが求められます。この期間中、参加者は本業の20%を使い、新たなスキルや経験を積極的に取り入れます。
ハウス食品グループ本社の浦上社長は、「本業と越境先との交流を通じて、自分の固定観念に気づくきっかけが得られることを望んでいる」と話しています。また、SOMPOグループも、グループ企業全体において「企業文化変革を起こせる強いリーダーシップを持った人材」の育成に注力しています。
そして、このプログラムは、すでに21社から223名が参加し、参加者の約80%が「キャリアや仕事への向き合い方が変わった」と実感しています。3か月という短期間で、多くの社員が新たな挑戦を経験することによって、企業全体のダイナミズムが高まると見込まれます。
今後、2025年度に向けたキャリア開発研修の概要も発表されており、企業に所属する社員がより自由に自らのキャリアを描く手助けになるでしょう。また、2026年1月から3月にかけて、次期参加企業も募集中です。興味がある企業はぜひ、ローンディールへお問い合わせください。
「side project」は、単なる研修プログラムではなく、個々のキャリア形成を促進し、イノベーションを生むための重要なプラットフォームです。参加者がもたらす新しい視点や経験は、企業にとっても大きな財産となるでしょう。
このプログラムに関心がある方は、詳細な情報や申込みについて公式ホームページや問い合わせ窓口をご利用ください。