コニカミノルタ、新たな印刷システム「AccurioPress C7100 ENHANCED」を発表

コニカミノルタジャパン株式会社が、デジタル印刷の分野に新たな風を吹き込む印刷機「AccurioPress C7100 ENHANCED」を発表しました。この新モデルは、従来の「AccurioPress C7100」に基づき、高画質や多様な用紙への対応力をさらに強化しています。特に、自動品質最適化機能を搭載しており、印刷工程の効率化と安定性の向上に寄与しています。

高品質印刷を実現する新機能

「AccurioPress C7100 ENHANCED」は、特に印刷工程における自動化とカラーマネジメント機能の強化が特長です。新たに搭載された「インテリジェントクオリティオプティマイザー(IQ-501)」は、複数のパラメーターをリアルタイムで監視し、ハーフトーンの色味の安定化を実現。これにより、高速での印刷や長時間の稼働時でも、一貫した高品質な仕上がりが可能となります。これまで人の手を必要としていた工程が、ワークフローの自動化により、省力化され、印刷業務の創造的な側面にシフトできる環境を提供します。

多様な用紙への対応力

「AccurioPress C7100 ENHANCED」は、印刷業務の幅を広げるために、用紙の通紙性や厚紙の対応力を強化しました。900mmまでの長尺紙対応はそのままに、独特な質感を持つ紙への印刷も可能です。また、名刺や招待状など、高い質感が求められる印刷物に対しては、自動でローラーの圧力や位置を調整する機能があり、これにより印刷表現の幅が広がります。これにより、小ロットや短納期のニーズにも答えることが可能で、顧客のビジネス拡大に大きく貢献します。

サステナブルな印刷業界を目指して

コニカミノルタジャパンは、サステナブルな印刷業界を実現すべく、伝統的なアナログ印刷から版を必要としないデジタル印刷システムへの移行を進めています。独自の技術とノウハウを活かし、自動化や省力化を実現することで、印刷現場の労働環境の改善、環境負荷の低減に寄与しています。持続可能な事業運営を支援するため、顧客に寄り添ったサポートも充実させえています。

この「AccurioPress C7100 ENHANCED」は、すでに欧米市場では販売を開始しており、日本国内での展開も期待されています。コニカミノルタジャパンが自信を持って送り出すこの新しい印刷システムは、印刷業界に新たな可能性を開くことでしょう。詳しい製品情報については、コニカミノルタの公式サイトをご覧ください。