横濱アイス工房が「かながわブランド」に認定、FSSC22000取得の背景

横濱アイス工房が新たな高みへ

神奈川県横浜市栄区に位置する「横濱アイス工房」は、近代酪農の発祥地とされる横浜で、毎日新鮮な生乳を厳選し、こだわりのアイスクリームを製造しています。この度、同社は「かながわブランド」に登録され、さらに国際的な食品安全基準「FSSC 22000」の認証も取得しました。これにより、横濱アイス工房のアイスクリームは、品質と安全性の両面で一層の信頼を得ることとなりました。

直営牧場の新鮮な生乳

「横濱アイス工房」のアイスクリームの特徴は、何と言っても直営牧場から届く搾りたての生乳を使用していることです。新鮮さが生み出す味わいは他の製品とは一線を画し、製造工場ではその生乳を使用して100％生乳のみで仕上げたアイスクリームやジェラート、ソフトクリームを作り出しています。

生乳を用いた製品は、まろやかな口当たりと濃厚な味わいが魅力で、子供から大人まで幅広い層に支持されています。店舗としては横浜市戸塚区の戸塚本店や、横浜市泉区のゆめが丘売店にも足を運ぶことができ、地域の皆様に愛される存在です。

FSSC 22000認証で安全性確保

FSSC 22000は、食品安全のために国際的な基準として確立された認証メントです。これを取得したことで、横濱アイス工房は、食品安全に対する取り組みと徹底した衛生管理が認められた形となりました。小野社長はこの認証について、「地域のお客様の安心・安全を最優先に考え、最高の品質を維持してきたのが証明されたと思います」と語られています。

また、同社の製品は「HALAL」認証も取得しており、イスラム教の信者の方々にも消費していただけます。自社工場では最新の設備を整えており、常に新しい技術を取り入れる姿勢が評価されています。

地元農産物とのコラボ

「横濱アイス工房」は地元の農産物にも注目し、特に県内JAとのコラボレーションによるフレーバーのアイスクリームも展開しています。このような取り組みこそ、地域活性化につながり、地元の方々に喜んでもらえる製品を提供することに貢献しているのです。「地元産品とのコラボに取り組み、新鮮で安全・高品質の理念を大切にしてきたことが評価されたのは大変嬉しいことです」と小野社長は続けます。

これからの展望

2023年4月23日、FSSC 22000認定を取得し、かながわブランド選定もされた横濱アイス工房。小野社長は「県民の皆様へ向けて、私たちのストーリーや製品をもっと知ってもらいたい」と意気込みを示しています。今後、さらに多くの人々に愛されるアイスクリームを提供できるよう、努力を続けていくことでしょう。これからの横濱アイス工房の成長に目が離せません。