三井情報、クラウド管理の新境地へ
三井情報株式会社が国内初となる「Cloud Monitoring for Catalyst」を「MKIマネージドMerakiインフラサービス」に追加し、2025年6月よりサービスを開始します。この機能により、企業はCisco MerakiとCisco Catalyst機器をまとめて管理できるようになり、ネットワーク運用がより効率的になることが期待されています。
ネットワークの複雑化に対応
近年、企業のネットワーク環境は多様化しています。多拠点化やクラウドサービスの導入が進む中で、設定や監視、保守といった運用管理業務は一層煩雑化しています。それに伴い、ネットワーク担当者はますます大きな負荷を強いられています。特に、障害発生時の初動が遅れたり、業務の属人化によるトラブルなど、運用上の課題は顕著です。
これらの問題を解決するため、三井情報はMMMインフラサービスに新機能を統合しました。これにより、少ないタッチポイントで複数のネットワーク機器を管理し、効率良く運用できるようになります。
企業の運用負担を軽減
CCCのクラウドダッシュボードを利用することで、Cisco MerakiとCatalyst機器の一元管理が可能となります。これにより、導入後の監視や障害対応などの運用保守も一元的にサポートします。この統合的なアプローチは、企業の情報システム部門における運用負担を軽減し、業務の効率化に寄与します。
三井情報は、これまで多様な企業にサービスを提供してきた経験を元に、安定したITインフラ運用を実現するために尽力しています。その知見を活かし、企業が抱えるネットワーク管理の課題を解決する新たな提案を行います。これにより、企業のシステム担当者の負担が軽減され、今まで以上にスムーズに業務を進められるようになるでしょう。
今後の展望とInterop Tokyo 2025
2025年6月11日から13日まで開催される「Interop Tokyo 2025」にも出展します。興味のある方はぜひブースにお立ち寄りください。新技術とサービスが紹介される機会です。三井情報は、未来のITインフラの在り方を模索し続けます。
また、今後は「Cloud Monitoring」が「Cloud Management」に移行し、ハイブリッド運用モードとして提供される予定です。この機能が実装されることで、企業のネットワーク管理はさらに進化を遂げることになるでしょう。
三井情報株式会社って?
三井情報株式会社は、『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』というスローガンのもと、ICTを中心とする事業を展開しています。2030年ビジョンとして「未来社会の当たり前をつくる」を掲げ、顧客と共に新しい価値を創出し続ける企業です。現在は「想創期」と位置づけた第七次中期経営計画の中で、半世紀にわたる技術と知識を駆使して、価値創造企業としてさらなる挑戦を続けています。
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