「鬼から電話」に新キャラクター登場！こどもの安全を守るプロジェクトの詳細

「鬼から電話」が新キャラクター「スキマモリ」を発表

メディアアクティブ株式会社が、人気の子育てサポートアプリ「鬼から電話」に新キャラクター「スキマモリ」を追加することを発表しました。この施策は、JR西日本、東急電鉄、京王電鉄らと連携し、「こども隙間転落防止プロジェクト」の一環として実施されます。2025年2月10日から3月9日の間、アプリ内で配信される予定です。

隙間転落防止プロジェクトとは

このプロジェクトは、子どもたちが列車のホームなどで転落する危険性を減少させるために行われた取り組みです。目に見えない隙間に対する注意喚起を行うことで、親子共に安全意識を高め、一緒に楽しく学ぶことを目的としています。プロジェクトには大阪市立デザイン教育研究所も参加しており、アプリ内のストーリーやセリフ、デザインなどがそこで制作されています。

スキマモリの役割

スキマモリは、「怖いけれど面白い」というアプローチで、子ども自身が注意を払うように設計されています。「列車に乗る時のお約束ごとを守れるかな？」と問いかける内容で、ユーザーがボタンを押すワンアクションが設定されています。これは子どもたちにとってゲーム感覚で楽しむことができ、自然と隙間への注意が促される仕組みとなっています。

「注意しなさい」といった否定的なメッセージとは異なり、スキマモリは見守る存在として描かれているため、子どもが自発的に危険を意識することを助けます。親子の会話にも役立つ内容となっています。

制作の背景と目的

このプロジェクトは、2022年から始まり、大阪市立デザイン教育研究所、JR西日本、そして新たに加わった各鉄道会社が連携して推進されています。転落防止倒止がもたらす影響は大きく、地域の安全対策に向けた意識を高めるため、会社や地域を超えた協力体制が築かれています。

アプリの詳細

「鬼から電話」は、Kindle、iPhone、Androidなどで利用でき、2012年のリリースから2,600万ダウンロードを誇るアプリです。子どもたちに楽しく、時には厳格な注意喚起を行う方法として多くの家族に支持されています。新キャラクターのスキマモリが加わることで、さらに利用者の関心が集まりそうです。