上下水道の運営を見据えた PPP 事業の最新動向を学ぶセミナー

セミナーで学ぶ上下水道事業の未来

2024年9月13日、JPI（日本計画研究所）は、上下水道ウォーターPPP事業推進に関するセミナーを開催します。このセミナーでは、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社の福田健一郎氏を招き、上下水道事業の基礎と最新動向について解説します。

上下水道事業の重要性と現状

上下水道は、市民の生活や産業活動に欠かせない基盤インフラです。しかし、日本の上下水道事業は、これまで整備拡張の時代から、持続可能な運営や更新の時代に移行しつつあります。その背景には、職員数の減少、資産の老朽化、需要の減少といった多くの課題が存在します。

現在、地方自治体はこのような課題を克服すべく、広域化や官民連携の推進に取り組んでいます。特に、官民連携では、浜松市や宮城県などの事例を通じて、コンセッション方式が導入される動きが見られます。最近では、国から「ウォーターPPP」という新たなPPP手法が提案され、今後10年間で水道・下水道において200件の導入を目指す計画が進行中です。

セミナーの内容

このセミナーは、上下水道事業に関するさまざまな情報を提供します。講義の主な内容には、次のようなポイントが含まれます。
1. 上下水道事業の現状: 制度、経営状況、老朽化への対応について。
2. 事業変革の動きと広域化: 事業統合や新しい組織設立の取り組み。
3. PPP/PFI/コンセッションの解説: 国内外の主要な論点と事例。
4. ウォーターPPPの解説: 新手法に関する主要な論点や先行事例の紹介。
5. 今後の動向: 上下水道における広域化やPPP/PFIの展望。
6. 質疑応答時間: 参加者の疑問に直接答える機会。
7. 交流会: 名刺交換やネットワーキングの時間も設けられています。

このセミナーを通じて、参加者は上下水道事業の基礎知識を深めるだけでなく、将来的なビジネスチャンスを広げるための人脈を築く貴重な機会を得られます。特に、アーカイブ配信も用意されているため、参加できない方も後日視聴することが可能です。

受講方法と費用

受講は現地、ライブ配信、アーカイブ配信から選択できます。受講料金は1名あたり33,420円（税込）、2名以降は28,420円です。

主催者情報

JPI（日本計画研究所）は、国家政策やナショナルプロジェクトに関する知識を深めるためのセミナーを半世紀以上にわたり提供しています。

詳しい情報や申し込みは、公式ウェブサイトを参照してください。セミナー詳細・申し込み

上下水道事業の未来は、私たちの生活に直接影響を及ぼす重要なテーマです。このセミナーで、最新の知見や事例を学び、実践的な知識を得て、未来への一歩を踏み出しましょう。