新しい名刺の形「NAFUDEL」
2025年5月12日、京都のearthcampus株式会社が革新的な名刺「NAFUDEL(ナフデル)」をお披露目しました。このプロダクトは、“名刺の再定義”をテーマとしており、従来の名刺の概念を覆す自己表現ツールです。近年、SNSやデジタルコミュニケーションが広まり、対面での交流が減少する中、NAFUDELは再び人と人とのつながりを大切にしようという願いから生まれました。
名刺の文化を見直す
名刺はもともと、初対面の相手に向けて自分の名前を贈る小さなプレゼントだったという話があります。古くからの名刺文化は、人と人との大切な出会いを象徴するものでした。しかしながら、現代では名刺がただの連絡先の羅列や情報の交換に過ぎなくなってしまっています。これに疑問を持ったearthcampusは、NAFUDELを通じて“本当のあなた”を伝える名刺のあり方を提案します。
なぜNAFUDELが必要なのか?
デジタルが主流の時代だからこそ、オフラインでのほんの数秒間の出会いをどう演出するかが重要とされています。効率化された現代において、私たちはあえて「想いを込めて名刺を差し出す」行為に深い意味を持たせたかったのです。NAFUDELは単なる名刺を超え、あなたのストーリーの序章を相手に手渡すためのものなのです。
NAFUDELの特徴
NAFUDELは『名刺に、意思を委ねる』というコンセプトのもと開発されました。肩書きや所属を伝えるのではなく、あなたの仕事に対する思いや大切にしている価値観を表現します。一枚一枚が、あなただけの物語を紡ぐために特別にデザインされています。色や完成度にこだわり、紙質や印刷、フォントなどのディテールにも徹底的に力を入れています。
また、名刺には2.5Dリアルプリンティング技術が用いられ、立体的な表現と異なる質感を具現化しています。この革命的な印刷技術は、佐川印刷株式会社と共に開発されたもので、多くの受賞歴を持つ高品質な仕上がりが特徴です。
ブランドメッセージ
NAFUDELのメッセージは「名刺に、意思を委ねる」。名前だけでなく、あなたのあり方を名乗ることが重要だと訴えています。また、出会いをもっとドラマチックにすることを目指しています。この新しい名刺は、特に初対面の状況での緊張を和らげるアイテムとして期待されています。
代表の思い
earthcampus株式会社の代表取締役、佐藤涼介氏は、名刺をただの名刺のアップデートとしてではなく、新たな出会いの可能性を広げるためのツールとして位置づけています。彼自身も多くの名刺交換の場面で、名刺が果たす役割に気づいたと語っています。名刺交換を通じて生まれる自然な会話が、互いの世界観を伝える架け橋になっていると感じているのです。
NAFUDELが誰かの出会いの一歩を後押しできるよう願いを込めて、彼はこのブランドを立ち上げました。
まとめ
「NAFUDEL」は名刺の新たな可能性を探求するプロダクトです。名刺を人と人との出会いにおける大切なツールとして再び注目させるために設計されており、これまでの名刺文化を洗練させる力を持っています。出会いの瞬間を劇的に演出する「ナフデル」の魅力は、ぜひ体験してみてください。