三信電気が新たなBeacon製品の取り扱いを開始！BLE技術で進化するスマートサービス

三信電気がBLE技術のBeacon製品を取り扱い開始

三信電気株式会社が、Bluetooth Low Energy（BLE）無線を利用したBraveridge社製のBeacon製品の取り扱いを始めました。近年のスマートフォン市場の急成長とともに、Beacon技術がますます注目を集めています。

スマートフォン市場の成長

2013年度には、全世界でのスマートフォン出荷台数が10億台に達し、日本国内でも約3,000万台に迫るといわれています。このような背景を受け、様々なアプリケーションやクラウドサービスが登場しており、スマートフォンと連携する技術の重要性が高まっています。

Beacon技術の概要

Beaconは、小型発信機が一定の間隔で位置情報をスマートフォンに向けて発信する仕組みです。これにより、店舗や観光施設などで、ユーザーに対してリアルタイムに適切な情報を提供することが可能になります。例えば、大型ショッピングモールや観光名所、デジタルサイネージによる広告配信、屋内ナビゲーションなど、多岐にわたる利用が期待されています。

三信電気のBeacon製品ラインナップ

Braveridge社が開発した新しいBeacon製品には、以下の3種類があります：

- BVMCN1001CRH：ボタン電池型（CR2032）Beacon（量産予定：2014年2月）
- BVMCN1101AA：乾電池型（単四アルカリ×2）Beacon（量産予定：2014年4月）
- BVMCN1201AC：ACアダプタ駆動型Beacon（量産予定：2014年4月）

さらに、これらのBeaconは電池駆動でも1年以上の運用が可能となっており、低消費電力設計が特徴です。

高性能なBLE規格の採用

これらのBeaconには、ノルウェーのNordic Semiconductor社製の超低消費電力無線ICが採用されています。このため、長期間の運用が可能であり、多様な用途に応じた柔軟なサービス展開が実現できます。三信電気は、Nordic Semiconductor社の正規代理店として、製品のファームウェア開発や受託開発も行い、開発支援を強化しています。