SandBoxが新たなマーケティング支援を開始
株式会社SandBoxが新たに提供を開始した「ノウミーリサーチ」は、脳波を通じた感性評価を行うマーケティング支援サービスです。このサービスは、従来のアンケートやインタビューなどでは捉えきれないような、消費者の「無意識」を測定することができる大きな特徴を持っています。これにより、より正確なデータを得られるだけでなく、バイアスがかからない結果を導き出すことが期待されます。
脳波を通じて無意識を計測
「ノウミーリサーチ」の核となる技術は、脳波を利用して感性評価を行う点にあります。従来のマーケティング手法においては、消費者が意識的に回答した内容にバイアスが生じることが一般的です。忖度や誤解が結果に影響を与えることが多い中で、このシステムは脳波データを収集することでこれらの要素を排除します。モニターが自宅で脳波測定を行うことができるため、迅速にデータが提供されるのも大きな利点です。
専門チームによる多角的分析
得られた脳波データは、脳波研究を専門とするチームによってきめ細かく分析されます。この分析には機械学習技術も取り入れられており、多角的な視点から得られたデータをもとにインサイトを抽出することが可能です。これにより、企業は自社の製品やマーケティング戦略に対し、より深い理解を得られるでしょう。
ローコストで迅速な結果
「ノウミーリサーチ」では、会場費用や移動時間を削減することで、コストを大幅に抑えることができます。そのため、お手軽にスピーディーな結果を得ることができるのも魅力的です。調査内容によっては会場を使用する場合もありますが、基本的にはオンラインで手軽に利用できる点が魅力です。
活用シーンの広がり
このサービスは、様々な場面での活用が期待されます。例えば、TVCMや音声広告、ポスター、チラシなどのマーケティング素材が消費者に与える印象を定量的に評価したり、製品のプロトタイプが顧客にどのように受け止められるかを比較分析したりすることができます。また、採用活動で制作した動画の印象評価でも活用が可能です。これまでも使用されてきたマーケティング手法に加え、「ノウミーリサーチ」を併用することで、より正確な調査結果を手に入れることができるでしょう。
SandBoxの取り組み
SandBoxは脳波解析に関する研究を通じ、この技術を人々の生活を豊かにするために応用しています。大学や研究機関との連携を強化し、独自のアルゴリズムを開発してきました。これにより、テレビ局や広告代理店、消費財メーカーなどのニーズに応え、製品や広告課題の特定と改善へと寄与しています。本サービスの発表は、その成果の一環であり、SandBoxは今後も技術の向上を目指し、クライアントの多様なニーズに対応していくことを約束しています。
また、SandBoxは品川区が主催する「第10回ビジネス創造コンテスト」でSony Startup Acceleration Program賞を受賞するなど、実績も残しており、今後のさらなる発展が期待されています。
会社情報
- - 会社名: 株式会社SandBox
- - 所在地: 東京都渋谷区
- - 代表者: 菊地秋人
- - 設立: 2017年2月
- - URL: SandBox公式サイト
- - 事業内容: 脳波分析サービスの提供
お問い合わせ先
株式会社SandBox
担当:菊地
e-mail:
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