多文化共生の未来を考える「サイエンスアゴラ in 前橋」
群馬県前橋市で2026年8月9日に開催される「サイエンスアゴラ in 前橋」は、現代の社会が直面する多文化共生の課題を掘り下げるイベントです。この日のテーマは、「多言語」を中心に、AI技術の進化がどのように私たちの生活に影響を与えるかに焦点を当てます。
イベントの概要
「多言語交流DAY」として知られるこのイベントでは、多様な背景を持つ人々が集まり、生活や学びに直面する障害について議論を重ねます。特に、外国ルーツを持つ子どもたちが肩負う「ことばのヤングケアラー」の問題を考察し、その解決に向けた手段としてのAI翻訳の役割に焦点を当てます。
シンポジウムは、午前10時から午後3時まで、共愛学園前橋国際大学にて行われ、参加は無料です。すべての方が参加できる内容となっており、研究者や教育・福祉関係者、地域の実践者たちが一堂に集まり、様々な視点から意見を交わし合う機会が設けられます。
プログラム内容
10:00〜12:30 「AI翻訳が変える多文化共生のカタチ」
このセッションでは、AI翻訳技術が多文化共生や地域のつながりに与える影響について研究者、企業、地域団体のメンバーがディスカッションします。参加者からは以下の方々が登壇します。
- - 山中司氏(立命館大学)
- - 斎藤真緒氏(立命館大学)
- - 鳥居大祐氏(株式会社みらい翻訳)
- - 西舘崇氏(共愛学園前橋国際大学)
- - 神谷敦子氏(日本語・学習支援教室 VAMOS)
- - アジズ・アフメッド氏(NPO法人共に暮らす)
12:30〜13:30 多文化交流ランチ
共にハラール認証の牛丼を楽しみながら、気軽に交流する機会です。このランチイベントには先着30名のみが参加可能となります。国や年齢を超えた交流の場を提供します。
13:30〜15:00 「お花で気持ちを表現するアート体験」
親子向けのワークショップでは、花や自然素材を使って、自分の感情を表現し、参加者同士の対話を促します。講師陣には波多野多恵子氏(創価大学)や加藤望氏(福山市立大学)が参加します。
同時開催イベント
また、デモンストレーションとしてメディアアート技術体験会も行われ、竹本智志氏(東京大学大学院 教授)による特別な音響技術を学ぶことができます。
開催に向けたメッセージ
NPO法人「共に暮らす」の代表であるアジズ・アフメッド氏は、AI翻訳技術を用いることでの「ことばの壁」打破に期待を寄せています。イベントの核となるテーマは、「誰もが安心して暮らせる地域とは何か」であり、技術と人のつながりが地域社会の未来をどのように形作るかについて、多くの人々に知恵を集める機会にしたいとのことです。
本イベントは、最新の技術や多文化共生に興味があるすべての人々にとって重要な意味を持っています。積極的に参加して、新しい視点や解決策を共に見出だしましょう。特に外国ルーツの方々や、地方で多文化共生の未来に取り組む方々にとって、重要なディスカッションの場になることが期待されています。皆様の参加を心よりお待ちしております。