Longevity Partnersが東京に新オフィスを開設
グローバルなESGコンサルティングファームであるLongevity Partners(ロンジェビティ パートナーズ)は、2022年9月6日に東京にアジア統括本部を開設することを発表しました。この新しいオフィスは、同社の設立からこれまでに開設された9番目の海外拠点であり、パリやロンドン、ミュンヘン、アムステルダムなどに続く重要な拠点となることが期待されています。
Longevity Partnersは、過去7年間にわたり毎期収益を倍増させてきた実績があり、英フィナンシャルタイムズ紙ではヨーロッパで最も急成長しているESGアドバイザリーファームとして評価されています。新たに東京に開設されるオフィスでは、特にアジア地域におけるクライアントのニーズに応えるための最高水準のESGソリューションを提供する計画です。
CEOのコメント
Longevityの創業者でありグローバルCEOを務めるエティエン・カデスティン氏は、東京オフィスの設立について「アジア太平洋地域のクライアントのニーズに応え、Longevityの影響力を拡大するために、東京にアジア統括本部を設立できたことを嬉しく思います。日本は世界でも有数の経済大国であり、持続可能な成長を目指す上で重要な市場です」とコメントしました。
日本のESG市場への貢献
日本は世界第5位の二酸化炭素排出国であり、2030年までにその排出量を半減させることを目指しています。Longevityの技術チームは、これまでの経験を活かし、日本の不動産市場向けにカスタマイズしたアドバイザリーサービスを提供し、地域の不動産事業者が気候変動目標を達成できるようサポートします。新たな東京オフィスでは、100名以上の環境関連の雇用を創出し、地域の脱炭素化を加速することに貢献する意向です。
川井氏の役割
この新しいオフィスをリードするのは、Longevity Partners Japan and Asiaのカントリーディレクターに就任した川井賢武氏です。川井氏は「Tokyoオフィスの設立に関与できることを大変嬉しく思います。これまでの不動産に関する知見を活かし、日本国内の企業に対しLongevity独自のESGソリューションを提供することを楽しみにしています」と語っています。
組織再編と新サービス
Longevityはこの新オフィスの設立にあたって、技術的知見を強化するために70名以上のESGプロフェッショナルを世界中から採用しました。また、先進的なサービスのデジタル化を進め、「気候変動リジリエンス」や「グリーンファイナンス」といった新たなサービスをスタートさせています。東京オフィスでは、急速に進化するアジア太平洋地域の脱炭素ニーズに迅速に対応できる体制を整えています。
Longevityは、不動産セクターにおける独立系ESGアドバイザリーファームとしての地位を確立し、より持続可能な社会を実現するための重要な拠点として東京を位置付けています。これからの展開に注目が集まります。
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