ウクライナ向け新技術
2025-04-03 06:51:27

コールドストレージ・ジャパン、ウクライナ復興に向けた新たなプロジェクトを開始

コールドストレージ・ジャパン、ウクライナ復興に向けた新プロジェクト



コールドストレージ・ジャパン株式会社は、国際連合工業開発機関(UNIDO)と協力し、「日本企業からの技術移転を通じた新事業創造によるウクライナのグリーン産業復興プロジェクト」のためのグラント・アグリーメント(補助交付契約)を締結しました。このプロジェクトは、ウクライナにおける持続可能な産業の復興を促進するための重要な取り組みとなります。

プロジェクトの背景と目的


ウクライナは現在、長引く紛争や経済的な困難によって大きな影響を受けています。特に、エネルギー供給の不安定さが農業や食品物流などの基幹産業に深刻な影響を及ぼしています。コールドストレージ・ジャパンは、このような状況に対応するため、日本の先進的な技術を駆使して、ウクライナの産業基盤を支える新たなソリューションを提供することを目指しています。

Cold Storage Box Portableの展開


本プロジェクトでは、コールドストレージ・ジャパンがウクライナ市場向けに「Cold Storage Box Portable」の開発を開始します。このオフグリッド型移動式冷蔵・冷凍倉庫は、電力網に依存せず運用できるため、特にエネルギーインフラが不安定な地域での利用に適しています。これにより、ウクライナの農業分野や食品物流、さらには医療サプライチェーンにおける冷蔵ニーズを満たすことが可能となります。

代表取締役の後藤大悟氏は、「当社のコールドチェーンに関する専門知識を活かし、ウクライナの復興に貢献できることを大変嬉しく思います。Cold Storage Box Portableは単なる冷蔵装置ではなく、高い柔軟性と省エネルギー性を持つソリューションです」と述べています。

各種利用シーンの拡大


この製品は、屋外イベントや飲食店、一時的な冷蔵・冷凍保管が必要な商店街、さらには災害時の避難所など、これまで冷蔵保管が難しかった場面でも効果を発揮します。また、普通モデルは乗用車で牽引可能であり、100V〜260Vの電源に直接対応できるため、どこでも冷蔵・冷凍保管が実現できます。

再生可能エネルギーの活用


Cold Storage Box Portableのオフグリッドモデルには、ソーラーエネルギーシステムが搭載されており、再生可能エネルギーによる自立運用が可能です。これにより、未電化地域においても迅速に冷蔵チェーンを構築できるため、発展途上国にも導入しやすくなっています。このような技術を通じて、ウクライナ全体の生活の質を向上させることが期待されます。

今後の展望


コールドストレージ・ジャパンは、現地のステークホルダーと密接に連携しながら、ウクライナのコールドチェーン基盤を強化していく意向です。このプロジェクトの進展は、持続可能な開発や国際協力の姿勢を示すものであり、日本の技術が世界のさまざまな課題解決に寄与していくことを目指しています。

旅する冷蔵倉庫「Cold Storage Box Portable」は、商業的な利用だけでなく、人々の生活を守るための重要な手段として、引き続き改良が進められていくでしょう。

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会社名:コールドストレージ・ジャパン株式会社
住所:〒650-0003 神戸市中央区山本通2-14-22 プレジデントコート3階
連絡先:TEL: 078-272-5722
HP: cold-storage.jp


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会社情報

会社名
コールドストレージ・ジャパン株式会社
住所
神戸市中央区山本通2-14-22プレジデントコート3階
電話番号
078-855-2554

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