石川県「鰤-１グランプリ」で最高級ブランド「煌」が再び競り落とされる！

石川県「鰤-１グランプリ」2024年開催

2024年12月2日、石川県漁業協同組合は、天然能登寒ぶりの最高級ブランド「煌（きらめき）」の認定を行う「鰤-１グランプリ」を開催しました。このイベントでは、昨年に引き続きその殿堂入りを果たすブリが登場し、なんと200万円もの高額で取引されました。

震災を超えた強い絆

今年のグランプリに関して、中田副組合長は冒頭挨拶で「今年は能登で震災がありましたが、無事にこのイベントを開催できたことを嬉しく思います。私たちは「煌」を通じて石川県の魚を元気にしたい」と語りました。続けて、馳知事も登壇し、漁港関係者への感謝を述べつつ、復旧への決意を表明しました。

このように、地元の皆さんが一致団結する様子は、魚の売買に当然ながら拡張されています。実際に、参加者たちは厳しい審査を経て11本の中から選び抜かれた1本に注目。特に、その厳格な基準をクリアした「煌」が認定されたのです。

「煌」の魅力

今年のグランプリで選ばれた「煌」は、重量16.2kg、長さ93.5cmという見事なサイズ。漁獲者は株式会社佐々波鰤網で、落札者は3年連続でこのブリを手にした七尾市の株式会社どんたくです。

購入者の代表は「震災の影響もあり多くの方が大変な状況に直面していますが、少しでも明るいニュースを届けられたらと思います。この寒ぶりの美味しさを是非味わって欲しいです」と表明。地元漁師たちの努力が新たな活力をもたらすことを期待しています。

今後のイベント

石川県漁業協同組合によれば、今年の冬に向けた活動として、天然能登寒ぶりを特集したイベントが続々と企画されています。地元の飲食店やスーパーを中心に、定期的なフェアも実施されるとのこと。詳しい情報は石川県漁協のSNSで随時発信とのことです。

今年の特徴

天然能登寒ぶりには厳格な認定基準があります。石川県内の定置網で捕獲され、重量が14kg以上でなければなりません。そして、12月から翌年の1月にかけて釣り上げられる必要があります。これが「煌」に認定されることで、地域のブランド力がさらに向上するのです。

「煌」の認証は、商品の特質を高めるための重要な要素だと位置付けられています。今後も県内外からの注目が集まりそうです。