ポケットカード、マングローブ植樹プロジェクトの支援を開始
ポケットカード株式会社は、2025年3月3日より「P-oneカード」や「P-one FLEXY」、「P-one Wiz」のWEB明細書発行において、1件あたり5円をケニアで実施されるマングローブ植樹プロジェクトに寄付することを発表しました。この取り組みは、伊藤忠ファッションシステム株式会社と連携した「Green Future Project」を通じて行われます。
取り組みの背景
ポケットカードはこれまで、WEB明細書が基本設定とされ、それに伴う寄付をインドネシアのマングローブ再生プロジェクトに行ってきました。しかし、寄付の貢献度を可視化することが難しいという課題が存在しました。
これを解決するため、Green Future Projectは国際的に認証された森林保全プロジェクトを支援するプラットフォームであり、CO₂削減効果を可視化する機能を提供しています。ポケットカードがこのプロジェクトを活用することで、顧客がどれだけ環境保護に貢献しているかを数値で示すことが可能になります。
マングローブ植樹の重要性
マングローブの生態系は、 coastal habitatsの保護、生物多様性の維持、CO₂の吸収による気候変動対策に大きな役割を果たします。特に、ケニアのタナ川デルタ地区のマングローブ植樹プロジェクトは、この地域の生態系を強化し、さらに環境保護活動を通じて地域社会にも貢献することが期待されています。
Green Future Projectの特徴
Green Future Projectは、企業が自然保護プロジェクトを支援しやすくするために設計されています。このプラットフォームは、エネルギー消費や温室効果ガスの削減を含む幅広いサステナビリティ施策をサポートします。
また、自然保護プロジェクトの選定基準として生物多様性の保護、地域社会の参加、CO₂オフセットという3つの原則があり、これに基づいて活動が選ばれます。このようにして、企業は自らが支援するプロジェクトの透明性を確保し、顧客に対してその意義を伝えることができます。
今後の展望
ポケットカードは、Green Future Projectを通じての寄付を行い、その結果をウェブサイトで公表します。これにより、顧客はどのように環境保護活動に参加しているかを容易に把握できるようになります。未来の金融サービスを目指すポケットカードは、これからも持続可能な社会の実現に向けて取り組みを続けていくでしょう。
このプロジェクトが、ポケットカードのクレジットカード会員、約500万人にとって、より良い地球環境の実現への一助となることを期待します。
ポケットカードと伊藤忠ファッションシステムは、この取り組みにより、環境問題についての認識を広めながら、持続可能な社会実現に向けて共に歩んでいくことを目指します。