受賞の背景と意義
株式会社ヴィスが手がけたオフィスのデザインが、2026年度の第39回日経ニューオフィス賞において「ニューオフィス奨励賞」を受賞した。それに伴い、フジクリーン株式会社と新日本ウエックス株式会社のオフィスも同じ賞を獲得しており、総合的なデザインが注目されている。ヴィスはこのように、受賞歴を重ねる中で、オフィスデザインの新たなスタンダードを形作っている。
このアワードは、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が共同で開催しており、ユニークで効果的なオフィス環境の構築を促進することを目的としている。審査は快適さや機能性に基づいて行われ、創造性を引き出すための工夫が評価される。本記事では、受賞した3つのオフィスプロジェクトに焦点をあて、それぞれの特徴や理念を詳しく紹介する。
フジクリーン本社オフィス
フジクリーンの本社移転プロジェクトは、業務の効率化と社員同士の連携強化が重要な目的であり、社内調査によって明らかになった業務の連携不足を解消するために計画されました。新オフィスのデザインテーマは『Ripple Place』であり、空間の構成は波紋のように広がり、企業の理念を具現化しています。フジクリーンが目指す「本社から変わって、本社から変えていく」というメッセージを視覚的に表現したレイアウトは、社内外への良い影響を促す意図があります。
空間は、部署の垣根を超えた偶発的な出会いを促す設計となっており、社員はより豊かなコミュニケーションを図ることができます。これにより、業務の効率化はもちろん、新たな価値を生む場が創出されることでしょう。
新日本ウエックス本社オフィス
新日本ウエックスの新オフィスは、リネンサプライサービスの高品質な製品をアピールするためのショールーム機能を合わせ持っています。オフィスの構築において、営業にとって大きな武器になるように設計されており、その目的に向けたイメージは『SHOW CASE』です。「働く環境、を魅せる。キレイ、を魅せる。」というコンセプトの下、実際に働く社員の姿勢を求職者に魅力的に見せつつ、来訪者には製品やブランドの価値を伝える工夫が随所に施されています。
この新オフィスによって、採用力の強化や社員のエンゲージメント向上を図る取り組みが行われており、オフィス環境の重要性を再認識させる成果を上げています。
ヴィス大阪本社オフィス
お次は、ヴィスの大阪本社です。約11年間にわたり、成長を遂げてきたオフィスが前回の移転の必要性を感じ、新たな拠点が必要となりました。リブランディングの必要性と大阪経済の急成長を受け、関西のビジネス中心地「うめきた」へと新たに移転しました。オフィスのコンセプト『Envision』は、「これからの働くを想像し、豊かさを生む」という思いを込めています。メンバーとのワークショップを通じて、働く場所という枠を超え、多様な体験が生まれる場でありたいと考えています。
このプロジェクトでは、単なる仕事場ではなく、人生の豊かさを創造する拠点を構築することが目的です。働く人々が感じる仕事の意義や、オフィスでの経験から刺激を受けながら成長できる場が、ヴィスの新たな挑戦として注目されています。
今後の展望
今回の「ニューオフィス奨励賞」受賞を通じて、株式会社ヴィスは『はたらく人々を幸せに。』というパーパスのもと、今後も場と体験を一体で設計し続けます。人と組織のエンゲージメントを高め、企業価値の持続的な向上に貢献するために邁進していくことが期待されます。受賞を機に、オフィスデザインの未来がますます広がっていくことを願いたい。
参考リンク
会社概要
株式会社ヴィスは、品質の高いブランディングやデータソリューション、プレイスソリューションを提供し、企業の存在意義を実現するための支援を行っています。多様なプロジェクトを通じて、新しい価値を創造し続けている技術的なリーダーです。