流山市と明治が子育て支援を進める「こそだてMINNAdeプロジェクト」が受賞

千葉県流山市で展開されている「こそだてMINNAdeプロジェクト」が、未来をつくるSDGsマガジン「ソトコト」により主催された「ソトコト・ウェルビーイング未来アワード2024」を受賞しました。この受賞は、官民連携のもとで育児中の皆さまの声を反映し、リアルな課題解決に向けた取り組みが高く評価された結果です。

「こそだてMINNAdeプロジェクト」は、株式会社明治と流山市が協力し、子育てしやすい環境づくりを目指しています。明治株式会社は、100年以上にわたり乳幼児向けの食品事業を手がけ、赤ちゃんの健全な成長に寄与することをビジョンに掲げています。一方、流山市は、子育て施策の充実により、6年連続で全国で人口増加率1位を記録している自治体です。この両者が手を組むことで、より良い子育て環境を築くことを目指しています。

プロジェクトは2023年に始まり、その目的は子育てに関する情報の認知拡大や意見の交換を促進することです。具体的には、子育てに関する対談を発信したり、市民団体を集めたワークショップを開催するなどの活動が行われています。その中でも特に注目されるのは、ママやパパが参加するイベントで、彼らの不安や悩みに対して皆で考える機会を提供している点です。また、日本国内の乳幼児の約2人に1人が鉄分不足という現状を受け、鉄チェック活動も行われています。この取り組みを通じて、子育てに対する理解を深めることを目指しています。

今後のプロジェクトでは、育児における相互理解を深めるためのコミュニティを形成し、親たちが楽しく子育てできる環境を整えるためのさまざまな活動を提案する予定です。明治株式会社は、これからも流山市との連携を強化し、ウェルビーイングな社会の実現に向けて貢献していく考えです。

このように「こそだてMINNAdeプロジェクト」は、子育てに関連する問題を社会全体で共有し、解決に向けた活動を行うことで、未来に向けた明るいビジョンを持っています。受賞を機に、さらなる活動の拡大が期待されます。