国内スタートアップの現状を徹底解剖！最新動向レポート2024

国内スタートアップの動向を詳しく分析

株式会社ケップルが2024年度に向けたスタートアップ動向レポート「従業員数から読み解くスタートアップの現在地2024」を発表しました。このレポートは、ケップルが独自に持つスタートアップデータベース「KEPPLE DB」の最新データをもとに、2023年12月から2024年12月の間における国内スタートアップの従業員数に焦点を当てているものです。

レポートの特徴

レポートは、スタートアップ就労人口の推移、セクター別の従業員数の増加率、資金調達前後の従業員数の変化、さらに評価額との相関など、従業員数の動向を多角的に分析しています。特に、大学発のスタートアップに関しては、セクターごとの従業員数や企業数のランキング、地方別のデータなどを詳しく掘り下げています。

ケップルは、資金調達の金額や件数だけでなく、従業員数の変化にも注目し、スタートアップの動向をより綿密に把握することができると考えています。月次で従業員数の推移を確認できる「KEPPLE DB」機能を活用し、新たな指標として従業員数の分析結果を公開することで、スタートアップの認知向上や雇用創出につなげることを目指しています。

2024年のハイライト

本レポートでは、特に注目すべきセクターに関するデータが取り上げられています。従業員数の増加率が高いセクターにはいくつかの要因が作用しており、大きな影響を与えています。例えば、宇宙セクターでは、政府による宇宙開発の民間移行促進や公共調達の推進により急速に成長しています。また、インバウンドの回復を受けて旅行セクターの従業員数も増加傾向にあります。

特に、宇宙産業では2024年に上場する企業が2社あり、上場前と比較してそれぞれの従業員数が増加しています。これに対し、旅行や物流セクターも同様に従業員数の増加が観察されており、それぞれの環境要因が働いています。