蓄電所ファンド設立へ
2024-10-25 15:44:48

日本ガイシとSustechが蓄電所ファンド設立へ—新たな電力運用の時代が到来

日本ガイシとSustech、蓄電所ファンド設立を検討



日本ガイシ株式会社(社長:小林茂)と株式会社Sustech(代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎)が、共同で蓄電所ファンドの設立を模索し始めました。このファンドは、Sustechが開発した電力運用プラットフォームELICを活用しており、投資家からの資金を集め、特別目的会社(SPC)を通じて蓄電所を運営することを目的としています。さらに、日本ガイシはSustechへも出資を行うことで、両社の関係をより強化していく方針です。

この取り組みは、2023年9月に発表された「ELICによる蓄電所事業の収益最大化」に基づいて進められています。両社は、2024年度末から系統用蓄電所の運用を開始する計画を立てており、これによって収益の最大化を目指しています。蓄電所ファンドでは、得られた利益を投資家に還元し、さらに新規の蓄電所設立へとつなげていくことが予定されています。

近年、太陽光や風力エネルギーの導入が進む中で、供給と需要のバランスを保つことが重要視されています。このため、蓄電所の果たす役割はますます大きくなります。従来の火力発電に代わり、カーボンニュートラル社会を目指す中で新たな調整力が求められる中、日本ガイシとSustechはELICを通じてそのニーズに応えていきたいと考えています。

日本ガイシは、「NGKグループビジョン Road to 2050」においてカーボンニュートラルへの貢献を掲げ、2030年には新規事業で1,000億円以上の売上を目指す「New Value 1000(NV1000)」を立ち上げています。一方、Sustechは、テクノロジーを駆使してサステナブルな社会の実現に向けた取り組みを進め、企業や社会が効率的にGX(グリーン・トランスフォーメーション)に取り組むための基盤を整えています。

両社は、ELICを利用して蓄電池の調整機能を十分に引き出し、蓄電所ファンドの設立を推進しつつ、様々な課題解決に貢献していく意向を示しています。

会社概要


  • - 日本ガイシ株式会社
代表取締役社長:小林茂
所在地:愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号
設立:1919年
資本金:701億円
ウェブサイト

  • - 株式会社Sustech
代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎
所在地:東京都港区芝3丁目1-14 芝公園阪神ビル5階
設立:2021年
資本金:25.3億円
ウェブサイト

お問い合わせ先


  • - 日本ガイシ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
担当:井上、澤藤
E-mail: [email protected]
Tel: 052-872-7980

  • - 株式会社Sustech
広報担当:大石
E-mail: [email protected]
Tel: 03-6722-6301



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会社情報

会社名
株式会社Sustech
住所
東京都港区芝3-1-14芝公園阪神ビル5F
電話番号
03-6722-6301

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