職場の承認欲求の実態
2019-11-20 11:02:50
ビジネスパーソンの職場での承認欲求は満たされていない?調査結果が示す実態とは
ビジネスパーソンの承認欲求調査の結果
最近、テイクアクションによる調査が行われ、ビジネスパーソンの約半数が所属する企業で自らの承認欲求が満たされていないと感じていることが明らかになりました。この調査は全国のビジネスパーソン800名を対象に実施されたもので、彼らの職場での評価や承認に対する意識を探ります。
調査結果の概要
調査の結果、ビジネスパーソンの48.2%が自分の承認欲求が満たされていると回答しましたが、51.8%が満たされていないとの意見を示しました。特に「どちらかというと満たしていない」と感じている人が多いことから、充足感の欠如が浮き彫りになっています。これは、企業文化や評価制度が影響を及ぼしているのかもしれません。
満たされない理由とは?
調査では、承認欲求が満たされていない理由として以下の3つが挙げられました。
1. 会社の給与制度(36.7%)
2. 自身の給与内容(33.3%)
3. 自身の業務内容(27.1%)
この結果から、給与や評価制度の不透明感が承認欲求に負の影響を与えていることがうかがえます。
自身の承認欲求の感覚
興味深いことに、57.4%のビジネスパーソンが自分の承認欲求が強いと感じているとの結果も見受けられました。このことは、仕事における満足度やモチベーションに重要な要素であることを示唆しています。
役職による評価の差
また、4割以上のビジネスパーソンが役職によって評価の機会に差があると感じていることが確認されました。これは各職位における承認欲求の充足に直接影響を及ぼすため、組織全体の士気にも関わる問題です。
承認されたことを周囲に伝えたい
興味深いことに、40.9%のビジネスパーソンは承認されたことをアピールしたいと考えていることが分かりました。特に若い世代では、承認欲求が強く、コミュニケーションにおいても「自分を認めてもらいたい」という想いが強い傾向にあります。
この調査結果からは、年齢が上がるにつれて承認欲求は減少する傾向が見受けられることが確認されました。20代では59.4%と最も高く、60代では33.8%にとどまっています。
結論
ビジネスパーソンの承認欲求は企業文化や評価制度の影響を受けており、その満たされない状況が職場の士気に悪影響を及ぼす可能性があります。組織としては、この実態に目を向け、社員のモチベーションを向上させるための取り組みが求められています。たとえば、感謝を伝え合う社内活性コミュニケーションアプリ「THANKS GIFT」などを通じて、社員同士のつながりを深め、自然な承認の流れを育むことが重要です。成果を共有し合う文化を育て、全員が主役となれる環境を提供することが、ビジネスパーソンの満足度を高めるための鍵となるでしょう。
会社情報
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株式会社Take Action
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