米澤美玖、歴史を刻むアナログ盤のリリース
ジャズファンに朗報です。テナーサックスの演奏で知られる米澤美玖が、自身初となるアナログ盤『Ballads for the Vinyl』を2025年1月8日に発表します。このアルバムは、彼女の豊かな音楽人生の一端を感じられる珠玉のジャズバラード集です。
米澤美玖は、ソロ名義だけでなく、「THE JAZZ AVENGERS」や「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA」といった名義でも活動をしており、国内外問わず高い評価を得ています。この新作は、LPというフォーマットでリリースされることに、彼女は大きな喜びを感じています。「レコードからCD、そしてサブスクリプションへと音楽の形が変わる中、LPでのリリースができることに深い感謝を感じています」と語る彼女。音楽を愛する多くの人々とその支えに感謝を捧げています。
アルバムの内容
『Ballads for the Vinyl』には、米澤の代表曲から特に人気の高い楽曲が厳選されています。具体的には、彼女のフュージョンスタイルとは異なる、ジャズテナーの深みのある表現を楽しむことができます。例えば、アルバムには『Dawning Blue』からの2曲、さらに『Blue Shadow』からの4曲が収録されています。これらの選曲は、より豊かなジャズの味わいを感じさせてくれるものです。
さらに、特筆すべきは本アルバムのマスタリングを担当した腕利きのエンジニアにあります。これにより、音のクオリティはさらに高まり、リスナーを魅了することでしょう。米澤の過去作品が多くの国でジャズチャートの上位を飾ってきた実績からも、本作への期待が高まります。
レコーディングメンバー
レコーディングには、実力派のミュージシャンが集結しました。米澤美玖のテナーサックスに加え、岡本洋(ピアノ)、納浩一(ベース)、波多江健(ドラムス)、川口千里(ドラムス)、小川悦司(ギター)といった豪華な顔ぶれです。それぞれが、自らのパートを全うし、アルバム全体に色おりを添えています。
米澤美玖の音楽の歴史
さて、米澤美玖の歩みを振り返ってみると、彼女は北海道旭川市に生まれ、8歳からテナーサックスを手にしました。11歳の頃にはビッグバンドに加わり、ジャズに親しむようになりました。2016年にはデビューアルバムを発表し、以降も数々のアルバムをリリース。特に2019年の『Dawning Blue』は、Amazonジャズ部門で96日間のトップセラーを記録し、注目を集めました。また、彼女は海外のジャズチャートでも多数の国で上位にランクインしており、フランスやフィンランドなどでは高評価を獲得しています。
まとめ
米澤美玖の『Ballads for the Vinyl』は、ジャズを愛する多くのリスナーにとって、聴く価値のある作品となることでしょう。音楽の新たな楽しみ方が広がる中、このアナログ盤を手にすることで、彼女の音楽がより深く感じられるはずです。心に残る音楽体験を求める方々にとって、ぜひ手に入れたい一枚です。
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