花やしきのローラーコースター
2025-05-19 12:30:36

日本現存最古のローラーコースターが68年の歴史を刻む

日本現存最古のローラーコースターの魅力



2025年に迎える「昭和100年」に向けて、東京・浅草に位置する「浅草花やしき」は、今年で創業から実に168年を迎えます。そして、その中でも特に注目されるのが、日本で現存する最古のローラーコースターです。昭和28年に設置されたこのアトラクションは、今もなお多くの人々に愛され続けています。

ローラーコースターの誕生背景



ローラーコースターの起源は様々な説があり、ロシアの貴族が氷の上で楽しんだ遊びや、アメリカの鉱山鉄道から派生したとされています。1884年にアメリカで初めてのローラーコースターが登場し、日本初の試みは明治23年(1890年)に上野公園で行われた『第3回内国勧業博覧会』で披露されましたが、当時の和服が影響してか、不評を買ってしまいました。

しかし、半世紀後の昭和28年、浅草花やしきに設置されたローラーコースターは、テレビ放送が始まるのと同じ年に誕生しました。ロケットを模したそのデザインは、当時としては斬新で、多くの来場者を魅了しました。時間と共に形は変わりましたが、現在は最初のデザインに戻されています。

長寿の秘訣:メンテナンスの重要性



ローラーコースターが長く愛され続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。花やしきのスタッフは、毎日開園前にアトラクションの点検を行い、異常がないかを確認します。スタッフ自身が試乗して安全性をチェックすることも、彼らの重要な役目です。

加えて、定期的に専門の技術者が車体を分解し、徹底的に検査を行います。この法定検査は、2025年5月20日から始まり、7月11日まで行われる予定です。実施中は車体がレールから外され、まるで空を飛んでいるかのような光景が見られます。

浅草のシンボルとしての役割



花やしきのローラーコースターは、ただのアトラクションではありません。この乗り物は、浅草のシンボル的存在として、多くの人々の記憶に刻まれています。昭和から続く歴史とともに、新しい世代の夢と想いを乗せて、これからもそのスリルを提供し続けていくことでしょう。

2025年の法定検査に備え、花やしきのスタッフは日々細心の注意を払っています。安全で新鮮なスリルを味わうためにも、訪れる際にはこのローラーコースターにぜひチャレンジしてください!

注意事項



2025年の法定検査期間中、ローラーコースターは運休となりますので、計画を立てる際はご注意ください。


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会社情報

会社名
株式会社花やしき
住所
東京都台東区浅草2-28-1
電話番号
03-3842-8780

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