大学生の防犯研究
2026-01-13 16:15:24
近畿大学ゼミ生がATM利用時の防犯対策を実施し感謝状を受賞
近畿大学経済学部のゼミ生がATM防犯対策に挑む
2023年1月20日、東大阪市役所にて、近畿大学経済学部の教授とゼミ生が市長から感謝状を授与されました。この取り組みは、特殊詐欺対策としてのATM利用時の防犯対策をテーマにしたものです。その背景には、近年増加している特殊詐欺の被害を防ぐための取り組みがありました。
ナッジ理論を駆使した防犯対策
このプロジェクトでは、ナッジ理論を導入しており、これは人々の行動をより良い方向に導くための方法論です。例えば、飲食店や公共施設での行動改善に役立つ工夫として、小便器にハエの絵を貼るといった具体例が挙げられます。これによって利用者が周囲を汚しにくくなるのです。本ゼミでは、ATM利用時における携帯電話の使用を抑制するための環境を整えました。
プロジェクトの具体的な施策
ゼミ生たちは、ATM周辺に設置するためのミラーシートや誘導看板を制作しました。また、彼らのアイデアである「画面より今見るべきは周囲です」という啓発文を載せたポスターも作成し、ATMの周囲に掲示しています。この素晴らしい取り組みは、ATMでの効果検証を伴い、多くの市民の意識改善に寄与しています。
大阪府の防犯強化に向けた背景
特にこの取り組みが生まれた背景には、大阪府における安全なまちづくり条例の改正があります。昨年の8月から、高齢者のATM利用時の携帯電話使用が禁止され、これが周知される必要がありました。危機管理室や布施警察署はそのために、ナッジ理論を専門に学ぶ佐々木教授に協力を依頼したのです。大きな社会問題となっている特殊詐欺に対抗すべく、大学の専門知識と市役所の連携が実現した結果が、今回の感謝状に繋がったと言えるでしょう。
ゼミ生と教授の感謝の気持ち
この取り組みに参加したゼミ生20名と教授の佐々木俊一郎氏は、感謝状を受け取ることで自らの研究が社会に貢献していることを実感しました。また、彼らの活動を通じて防犯意識を高め、より安全な社会の実現に寄与できると充実感を持っています。今後も、学問と実践を結び付け、街づくりに貢献することが期待されます。
まとめ
近畿大学経済学部による独自の取り組みは、地域社会における詐欺被害の予防に貢献しています。今後の活動にも注目が集まる中、他の大学や団体からの協力や新たなアイデアも期待されることでしょう。ATM利用時の防犯対策は、一つの成功例として多くの人々に影響を与える可能性があります。皆が安全に暮らせる社会を目指す上で、重要な一歩となったといえるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
学校法人近畿大学
- 住所
- 電話番号
-