スポーツ観戦の新価値
2026-05-01 12:12:47

感情のシンクロを発見したスポーツ観戦の新しい価値に迫る研究

スポーツ観戦と感情のシンクロ - 新たな研究成果



株式会社電通は、早稲田大学と東海大学との共同で進めた研究において、スポーツ観戦時の人々の間で見られる「感情のシンクロ」の現象を解明しました。この研究は2025年に発足予定のスポーツ未来研究所が主導し、未発表のデータをもとに進められています。研究チームは、観戦中の脳波や心拍を計測し、観戦後の満足度や心理的なつながりについて調査しました。

研究の背景と目的


この研究は、やはり感情のシンクロがスポーツ観戦にどのように影響を与えるのかを探求するものです。特にFIFAワールドカップのアジア最終予選を観客として体験した人々のデータを用いて、観戦中の感情の変化を検証しました。研究の目的は、他者との感情のシンクロが観戦者にどのような影響を及ぼすかを明らかにすることです。

感情の同期のメカニズム


研究の結果、観戦者同士の間で感情が強くシンクロすることが確認されました。特段、友人同士で観戦する場合でも、スタジアム全体の雰囲気が他者との感情に影響を与えることが示されました。このことは、スポーツ観戦が個人的なつながりを超えて、観客全体の感情によって高まることを示しています。

満足感の向上


感情のシンクロが、観戦者の満足感や試合への没入感を高めることも明らかになりました。研究では、周囲の観客と感情が一致した観戦者ほど試合に集中し、全体的な経験の満足度が高いことが確認されています。このことから、感情のシンクロは単なるエンターテインメントの枠を超えた、より深い体験価値を提供することがわかりました。

心理的なつながりの形成


さらに、スポーツ観戦は初対面同士でも心理的なつながりを生むことが示されます。観戦後の調査では、他人との心理的なつながりが高まり、その経験が観客間の距離を縮める一因となることがわかりました。このような体験は、観戦の際の交流がなくても自然と発生する社会的な影響を表しています。

フィナーレと幸福感


観戦体験を「ファンとしての意味のある経験」と認識する人ほど、幸福感が高まり、その影響は時間を経ても続くことがわかりました。このことは、スポーツ観戦が感情の共有を超え、自身の価値観やウェルビーイングに持続的な影響があることを示しています。

未来への展望


今回の研究を通じて、電通はスポーツ観戦が持つ真の価値を感じたとしています。感情のシンクロは単なる伴奏ではなく、ファンとしての満足感を高め、さらには社会的なつながりをも形成する要因となり得るのです。今後は、スポーツの新たな価値創造へ向け、データを活用した研究を進め、実店舗やイベントでの体験づくりにも力を入れていくことが期待されます。

このように、スポーツ観戦は私たちの感情をつかみ、人と人とのつながりを生む貴重な体験となるのです。電通は今後も、この研究の成果を基にした新たな価値の創出に貢献していくことでしょう。


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