過去の思い出を大切にする「おしばなし文庫」
子どもの成長段階には、数多くの大切な思い出が詰まっています。そんな思い出を、ただ保存するだけでなく、家族で共に楽しむことができる素敵なアイテムが「おしばなし文庫」です。この木製メモリアルボックスは、2016年にグッドデザイン賞を受賞し、今なおたくさんの家庭で愛されています。
「おしばなし文庫」の魅力
「おしばなし文庫」は、全7種から成る桐製のメモリアルボックスです。それぞれのボックスには「乳歯」「へその緒」「髪の毛」「手形・足形」「USBデータ」「絵」「たからもの」といった名称が付けられています。親が小さな我が子の成長の証を温かく保管し、いつかその大切な思い出を手渡すために作られたのです。
この商品は単なる保存箱ではなく、思い出を記録するための“文庫”です。「押し花のように本に挟んでおける」というアイデアに基づき、デザインされています。そのため、リビングなど目にするところに常に置いても、インテリアとしても違和感なく、いつでも手に取れるように工夫されています。
SNSで注目を浴びた理由
2023年5月、育児中のインフルエンサーがSNSで「おしばなし文庫」の魅力を発信したところ、投稿は多くの共感を呼びました。「へその緒も乳歯も手形も、ぜんぶこの中に」というシンプルながら温かい紹介が話題を呼び、SNSでの“いいね”は4000件を超えました。このことがきっかけとなり、商品ページへのアクセスも急増しました。
デザインの背景と職人のこだわり
「おしばなし文庫」のデザインを手がけたのは、プロダクトデザイナーの花澤啓太氏です。彼は、素材の特性や質感にこだわり、家族とのかけがえのない思い出を美しく包むデザインを追求しました。すべてのボックスは静岡の工場で職人によって、手作業で仕上げられています。手のひらに触れるものだからこそ、丁寧に磨き上げられていて、その手触りは心地よいものです。
商品ラインナップと価格
「おしばなし文庫」は、いくつかのラインナップからお選びいただけます。各アイテムは、とてもリーズナブルで、4,400円から販売されています。特に、すべてのボックスがセットになった「メモリアルBOX」は30,800円で、名入れプレートと出生情報プリントも付いており、ギフトとしても非常に喜ばれています。
未来への期待
子どもたちの成長を見守っている親にとって、「おしばなし文庫」は非常に大切な存在です。私は2人の娘を持つ母として、彼女たちが生まれた直後から、この文庫を手元に置いています。子どもたちがそれぞれ開いて思い出を話す時、彼女たちにとっても特別な意味を持つ場所になっていることを実感しています。いつか大人になった彼女たちに、この箱を手渡す日を想像すると、親としての強い想いが通じることを願っています。
まとめ
「おしばなし文庫」は、ただの記憶保管箱ではなく、家族の思い出をつなぐ温かい“物語の箱”です。今後も多くの家庭で、大切な瞬間を記憶し続ける存在として愛されていくことでしょう。このアイテムを通じて、親と子の深い絆を感じてみませんか?