カヤックアキバ新事業
2021-07-30 12:00:05
カヤックアキバスタジオ、新たにデジタルアニメ事業部を設立しCG制作を加速!
カヤックアキバスタジオが次世代のアニメ制作を推進
株式会社カヤックグループのカヤックアキバスタジオが、デジタルアニメ事業部を新たに立ち上げ、次世代CGアニメーション制作に特化した事業展開を開始することが発表されました。
この新しい取り組みにおいて、カヤックアキバスタジオはUnityやUnreal Engineといった最新の技術を用い、高品質のCGアニメを制作します。これまでのカヤックのVR、AR、ゲーム開発の経験を活かし、独自の表現力を探求していくことが目的です。アニメ制作の新しい形を目指す中で、同社は新たな発見やクオリティ向上に繋がる技術を積極的に取り入れていきます。
AR・VR技術を活用した制作プロセス
UnityやUnreal Engineを用いることによって、従来のアニメ制作では不可能であったアプローチが可能になります。特に、バーチャルリアリティ(VR)の活用により、作品内に実際に入り込むことで、全メンバーが具体的なイメージを共有しやすくなります。これにより、制作過程での気づきや対応が必要だった部分を明確にし、よりスムーズに制作が進められるようになります。
これまでカヤックグループは、ゲームや拡張現実(XR)コンテンツの開発に注力してきましたが、この新しいデジタルアニメ事業部の設立を通じて、さらなる革新を促進します。
顧問に伊藤暢啓氏を迎えた戦略
さらに、事業の成長を見据えて、元グラフィニカの代表取締役である伊藤暢啓氏が顧問に就任。彼の豊富な経験と専門知識を活用し、カヤックアキバスタジオは新しい視点でアニメ制作の可能性を探索していきます。これは、業界内での競争力を高め、革新的なコンテンツを生み出すための重要なステップといえます。
自社開発ツール「ジャンヌ・ダルク」の取り組み
アニメ制作の効率化と品質向上を狙い、自社オリジナルのツールとしてバーチャルカメラ技術「ジャンヌ・ダルク」を開発中です。このツールは、バーチャル空間内で現実味のあるカメラ撮影が可能であることに加え、バーチャル空間特有の撮影手法も研究されています。これにより、アニメ制作現場での新たなアプローチが豊かになり、業界全体にとってのメリットが期待されます。
事業部のリーダーシップ
事業部の責任者は天野清之氏が務め、映像制作の経験を元にインタラクティブプログラミングの専門家として活躍しています。彼は、多くの賞を獲得したクリエイティブなコンテンツ開発に携わり、『傷物語VR』や『ソードアート・オンライン Synthesis -The Period of Alicization Project-』などの成功例を持つ実力者です。
カヤックアキバスタジオは、今後も独自の技術と表現力を武器に、デジタルアニメの新境地を切り開くことでしょう。秋葉原を拠点にしながら、ゲームやアニメ、XR技術を駆使して日本のエンターテイメントシーンに新しい風を吹き込む挑戦が始まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社カヤックアキバスタジオ
- 住所
- 東京都千代田区外神田1-8-13NREG秋葉原ビル1F
- 電話番号
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03-6206-9773