ノーコードで広がる業務の連携
ノーコードツール「Chalaza」が、カオナビ株式会社のタレントマネジメントシステム「カオナビ」と、株式会社PHONE APPLIのコミュニケーションポータル「PHONE APPLI PEOPLE」のデータ連携基盤として選ばれました。この連携により、企業はよりスムーズに業務を進めることができるようになります。三谷産業株式会社が提供するこのサービスは、複雑なプログラミング作業を不要にし、エクセルを利用した簡単な初期設定での連携を可能にします。具体的には、カオナビに保存されている組織情報や従業員情報をChalaza経由でPHONE APPLI PEOPLEに連携します。これにより二重登録の手間が省略され、データの一元管理が実現されることで、業務が効率化されます。
「Chalaza」の特長について
Chalazaは、クラウドサービス間をつなげるノーコードプラットフォームです。異なるサービス間でのデータ連携を促進し、業務の効率を高めるためのさまざまな機能を提供します。特に人事系クラウドサービスに特化した連携モデルの強化を進めており、企業の人事部門にとっては利用しやすさが魅力です。初期費用が0円で、月額料金は1連携あたり2万円からと、コスト面でも効率的な運用が見込まれます。
今後、PHONE APPLI PEOPLE上の名刺交換履歴や居場所情報をカオナビに連携することで、従業員のネットワークをより深く把握し、人的資本経営の推進に貢献していく計画です。情報共有の迅速化や新たなデータ活用の方向性が期待されています。
企業の人的資本経営の重要性
2023年3月期以降、上場企業においては人的資本の開示が義務化され、企業が従業員を「資本」として捉える動きが強まっています。この背景には、従業員のスキルや経験を最大限に活用し、企業全体の競争力を高める必要性があります。Chalazaによるデータ連携は、こうした企業の人的資本経営に直接的な貢献をもたらすものです。
カオナビは、すでに3,900社以上に導入されており、組織のスキルやキャリアパスを管理する役割を担っています。また、PHONE APPLI PEOPLEも4,500社以上で使用され、社内コミュニケーションを円滑に促進するアプリケーションです。これらのシステムが連携することで、企業はデータを有効活用し、戦略的な人材マネジメントを実現できます。
今後の展望
「Chalaza」は2025年2月14日(金)に行われるカオナビ社主催の大型カンファレンス「FACE to FES ‘25」にも出展予定です。当ブースでは、Chalazaのデモ映像を通し、システム間の連携についての課題や利用状況を伺いながら、最適な活用法を提案していく予定です。人事系のシステムの利用に関心のある企業はぜひ足を運んでみてください。この機会に、業務の効率化と人材マネジメントの向上のための新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。