マネックス証券、投信ポイント制度を強化
マネックス証券は、このたび個人投資家に向けて投信保有ポイントの付与率を引き上げる新サービスを発表しました。この制度は、資産形成を促進し、投資信託に対する関心を高めることを目指しています。
新たな付与率
2024年10月から、同社が選定した9つの投資信託に対して、業界最高水準となる年率0.26%のポイントを付与することが決定されました。この付与率は、0.08%から大幅な引き上げとなります。例えば、月中の平均保有残高が200万円の場合、434ポイントが毎月付与され、年間では5,208ポイントとなります。
ポイント制度の背景
この新たな制度は、マネックス証券が1999年の創業以来、継続的に資産形成をサポートしてきた成果の一環として実現しました。2019年にはすべての投資信託をノーロード化し、2020年からは毎日つみたてを開始。さらに、2022年にはマネックスカードを利用した積み立てサービスも導入しています。これにより、個人投資家がより簡単に資産を形成できる環境が整ってきました。
提携企業との協力
2024年1月からはNTTドコモやイオン銀行と連携し、資産形成の幅を広げています。これに伴い、より多くの顧客に投資信託のメリットを届けることが、マネックス証券の目指す方向性です。新しいポイント付与率は、その活動の一環として位置付けられています。
dポイントとの連携
さらに、2024年9月27日からはdアカウントとの連携がスタートします。この連携により、dポイントも貯まるため、投資信託を保有することで日常生活にも便利なポイントが得られるようになります。dポイントは、投資信託の購入や様々なショッピングに利用可能です。
マネックスポイントについて
マネックス証券の独自ポイントプログラム、「マネックスポイント」も導入されています。このポイントは、投資信託の保有状況に応じて貯まるもので、使い方も多岐にわたります。株式取引の手数料に充当したり、dポイントやギフトカードに交換することもできます。このように、利用者のライフスタイルに合わせた豊富なサービスが用意されているのです。
まとめ
マネックス証券の新たな施策は、個人投資家の資産形成を強力に後押しするものであり、これからの投資信託市場において注目される存在となるでしょう。投資信託を保有することで得られるポイント制度も活用し、自身の資産をより有効的に増やしていくことが期待されます。詳細はマネックス証券の公式ウェブサイトで確認できます。