40代から健康をサポートする「歩き方講習」
北海道室蘭市で、2025年9月7日(日)に特別な健康イベントが開催されます。今回は「歩き方講習」と「ビーレジシート」の体験会を通じて、40代からのフレイル予防をテーマにした取り組みが行われます。主催する株式会社春喜(本社:北海道札幌市)は、姿勢と歩行改善に特化した企業です。これからの生活を自立したものにするために、正しい歩行技術や日常生活での姿勢改善を学ぶ貴重な機会となります。
フレイル予防が重要な理由
現代の日本は急速な高齢化が進み、2025年には約3.4人に1人が65歳以上の時代に突入します。今年団塊世代が75歳以上となり、5人に1人が高齢者という状況の中で、健康寿命の延伸が国家的な課題になっています。ここで重要なのが「フレイル」と呼ばれる、健康と要介護の中間に位置する虚弱状態です。この状態を放置すると、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。
特に、40代から始まる筋力やバランス能力の低下は注意が必要です。自覚症状がないまま「プレ・フレイル」状態に突入するケースが多く、気づかないうちにフレイルが進行することがあります。この講習会では、その予防策としての新しい習慣を紹介します。
「歩行」の重要性
フレイル予防には「栄養」「運動」「社会参加」の3つが不可欠ですが、これらはすべて「歩けること」が前提となります。外出機会が減ることによって筋力が低下し、転倒や社会的孤立のリスクが増大します。この悪循環を断ち切るためにも、正しい歩行技術や社会的な交流が必要です。
「ビーレジシート」による新しいアプローチ
主催者である株式会社春喜が開発した「ビーレジシート」は、身体のバランスを整えるためのサポートツールです。日常生活で無理なく姿勢や歩行を整えることを目的としています。このシートは、ただ足裏を支えるだけでなく、重心を導く設計になっています。マイクロセンサーを搭載し、身体から放射される微弱な光で自律神経を整える働きが期待されています。
製品の特長
- - 簡単装着: 足裏に貼るだけで重心位置を自然にガイドします。
- - 日常使用: 室内スリッパや外出用靴、リハビリ靴に対応。
- - 効果実証: 約600件のモニターによって、正しい立ち方・歩き方がサポートされています。
参加情報
この講習会は、事前予約が必要です。興味のある方は、電話番号0143-44-3370までお問い合わせください。参加を通じて、あなたの生活を見直し、より健康的な習慣を身につけていきましょう。
社会的意義
ビーレジシートの目指すところは、「自分の足でトイレに行く」という、当たり前の尊厳を守ることです。この製品は、自立した日常を送りたいすべての人々にとっての道具として位置づけられており、日々の生活の質を向上させる役割を果たします。
ぜひ、この機会に新たな健康習慣を見つけて、今後の生活に役立ててください。