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万博サウナ「太陽のつぼみ」プロジェクト

太陽工業株式会社が、2025年に大阪で開催される日本国際博覧会（大阪・関西万博）のサウナプロジェクト「太陽のつぼみ」にシルバーパートナーとして協賛することが決定しました。このサウナは万博会場のグリーンワールドに位置し、開放感あふれる海辺のロケーションで人々に新たな体験を提供します。

プロジェクトの魅力

「太陽のつぼみ」は、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を基に設計されました。特徴的な花びらの形をした空気膜クッションが集まり、一つのつぼみを形成することで、太陽に向かって育っていく様を表現しています。これは、太陽のエネルギーが海や風とともに集まり、人々の心身に自然のエネルギーを注ぎ込む未来型サウナを意味しています。

設計段階から実施まで、太陽グループが一貫して担当し、「やわらかく、あたたかい」未来社会を実現するための新しい空間を創出します。このサウナでは、約15,000人の来場者が水着で楽しむことができる予定で、自然光を透過するETFEフィルムで覆われた空間の中で、心と体の調和を図る体験が提供されます。

環境への配慮

「太陽のつぼみ」の構造には最小限のアルミフレームとETFEフィルムが使用されており、利用後はコンパクトに収納でき、再利用も考慮されています。これは、持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みでもあります。ETFEフィルムは、軽量かつ耐久性があり、ガラスに代わる新しい材料として注目されています。

万博との歴史

太陽工業は1970年に日本で初めての万国博覧会を支援した歴史を持ちます。当時、アメリカ館で低ライズ方式の巨大空気膜構造を実現したことで、その技術は今日の東京ドームなどにも受け継がれることとなりました。今回の「太陽のつぼみ」は、ウエディングも手がける太陽工業が万博に参加する初の試みです。

社長のコメント

代表取締役社長の能村祐己氏は、「私たちは1970年の万博を契機に成長しました。今回の協賛により、万博へ恩返しができるのではないかと考えています。世界の人々が太陽の下で共鳴し、尊い未来を築く手助けができれば」と語っています。

太陽グループの展望

太陽グループは、創業以来「膜」素材を駆使した独自の製品を提供し続けてきました。今回のプロジェクトもその一環であり、今後も膜と空間、体験の可能性を追求し続け、また社会貢献にも力を入れていく予定です。

施設概要

• - 事業名: 万博サウナ「太陽のつぼみ」（EXPO SAUNA

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