はつかいちサンブレイズ
2021-10-12 15:00:05

女子硬式野球チーム「はつかいちサンブレイズ」が誕生!新たな挑戦の舞台へ

広島県初の女子硬式野球企業チーム「はつかいちサンブレイズ」



2022年4月、広島県に新たな風が吹き込まれました。女子硬式野球の企業チーム「はつかいちサンブレイズ」が正式に発足したのです。これにより、広島県初の女性だけの硬式野球チームが誕生し、地域における女子野球の発展が期待されています。その設立に向けた思いや背景を探ってみました。

近年の女子野球の隆盛



ソフトボール競技人口が増加している中、女子野球の人気も急上昇しています。2020年12月には廿日市市が全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に認定され、地元における女子野球の振興のきっかけとなりました。

その流れを受け、株式会社ダイサンは女子硬式野球の発展に寄与し、女性が活躍できる環境を整えるために「はつかいちサンブレイズ」の設立を決定。チームは、佐伯高校女子硬式野球部に在籍する選手たちを含む、環境に恵まれない若手選手たちにも活動の場を提供していくことを目指しています。

オンライン記者発表会の開催



2021年10月25日の午後1時から、はつかいちサンブレイズの公式YouTubeチャンネルで、初代総監督の石橋文雄氏(元広島東洋カープ)と初代監督の岩谷美里氏(元女子プロ野球 埼玉アストライア)によるオンライン記者発表会が行われました。このイベントでは、チームの設立趣旨や今後のビジョンについて説明があり、多くのファンや関心を寄せるメディアが注目しました。

チームの指導者たちのプロフィール




  • - 石橋文雄総監督:1966年広島市生まれ。1984年に広陵高校から廣島東洋カープにドラフト3位で入団。その後、台湾や広島の社会人チームでコーチを歴任し、豊富な経験を持つ指導者です。
  • - 岩谷美里監督兼選手:1991年北海道砂川市出身。2009年の第1号合同トライアウトを経て、女子プロ野球選手として活躍。2017年には女子プロ野球界初の打率・打点・本塁打の三冠王に輝き、名を知られる選手となりました。

チームの構想と目標



初期の選手数は12〜15人を想定しており、最終的には20〜30人への拡大を目指しています。その土台として、地元とのつながりを重視した育成活動を進めていく予定。目指すは全日本女子野球連盟への加盟と公式試合への出場です。また、メディアへの露出も、地域の活性化につながると期待されています。

チーム名とロゴの意味



「はつかいちサンブレイズ」の名前は、廿日市市の伝説的な三女神と、その地で燃え続けている消えずの火からヒントを得ています。さらに、チームロゴには数字の3を象徴するデザインが施され、強い輝きと流麗さを表現しています。

ユニフォームのデザイン



ユニフォームは、赤と白のツートンカラーで、胸にはチームのロゴと3枚の桜の花びらがデザインされています。

専用球場「ダイサンボールパーク」



チームの本拠地は「ダイサンボールパーク」(仮称)で、広島市佐伯区に位置しています。この専用球場は、女子野球チームにとってかけがえのない場所となり、多くの熱戦が繰り広げられることでしょう。両翼95メートル、センター120メートルの規模を誇ります。このように、地域密着型の女子硬式野球チームとして、はつかいちサンブレイズはさまざまな挑戦を続けていくことでしょう。これからの活躍に期待が高まります。

会社情報

会社名
株式会社ダイサン
住所
広島県廿日市市阿品台2-16-12
電話番号
0829-37-3066

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