ニッスイの魚類文化を表現した特別賞受賞カレンダー
2026年版ニッスイカレンダーが第47回日本BtoB広告賞で「審査委員会特別賞」を受賞した。このカレンダーは、ニッスイの歴史的資産である「日本水産魚譜」を用い、四季折々の魚の美しさを描写したものだ。カレンダーには、精緻な魚類図があしらわれており、日常の中で魚の多様性や海の豊かさを感じることができるよう工夫されている。
表彰式は6月8日に東京都内で行われ、受賞の際には、「事業内容と密接に結びついた、美しさと文化性を兼ね備えた作品」と評価された。実際、このカレンダーは過去にも全国カレンダー展で銀賞を受賞しており、4年連続での入賞を果たしている。
日本水産魚譜の歴史
「日本水産魚譜」は、ニッスイの前身である共同漁業株式会社が1920年に設立した、国内初の民間水産研究機関「早鞆水産研究会」に由来する。昭和初期から続くこのプロジェクトでは、画家がトロール漁船に乗って現場で観察し、魚類を細かくスケッチしてきた。その結果、今日でも大切に受け継がれている千数百点に及ぶ原色描画が完成した。
ニッスイは1961年に創業50周年を記念して、図鑑『日本水産魚譜』を発表。さらに、2011年の100周年には、最新の魚類学に基づいて改訂版を刊行した。これらの資料は単なる過去の記録に留まらず、現代においても魚の多様性を理解するための重要なリソースとして位置づけられている。
企業の取り組みと長期ビジョン
ニッスイは、創業以来、水と水産資源に向き合う姿勢を持ち続け、食を通じて社会に貢献することを大切にしてきた。創業者国司浩助氏は、「水の水道におけるは、水産物の生産配給における理想である」と主張し、無駄なく安定的に水産物を提供することを理念として掲げた。
現在のニッスイは、『GOOD FOODS 2030』という長期ビジョンに基づき、人にも地球にも優しい食を提供するリーディングカンパニーを目指している。その中で、健康的な生活やサステナブルな未来を実現するための新しい食の創造に挑んでいる。今回の受賞は、これまでの取り組みや理念に対する理解を深めるきっかけとなることが期待されている。
BtoB広告賞について
BtoB広告賞は、1980年から実施されている企業間コミュニケーションを評価するコンテストである。BtoB広告の普及を目的としており、優れた広告作品を表彰することで業界全体のレベルアップを図っている。今回のニッスイの受賞は、その努力が認められた結果である。
企業文化を体現し、魚の美しさや多様性を伝えるコネクションとして、ニッスイは今後もこの取り組みを積極的に続けていくことが期待されている。