都市生活者のニーズを捉えた新プロモーションサービス「BREAK touch」

新しいプロモーションの形「BREAK touch」

株式会社コソドは、都市生活者のための新しい滞在型プロモーションサービス「BREAK touch（ブレイク・タッチ）」を発表しました。このサービスは、オフィスビル内の喫煙所というユニークな空間を活用し、単なるサンプリングにとどまらず、消費者の行動を喚起する新しいプロモーションメディアとして位置付けられています。

どのように機能するのか？

「BREAK touch」は、都市型ビジネスパーソンをターゲットにしたマーケティング戦略の一環です。特に、オフィスビルに設置された喫煙所は、都市ビジネスパーソンが平均して1日5回立ち寄る場所であり、1回あたりの滞在時間は約6分。この“自分時間”の活用により、企業は消費者とのより深いコミュニケーションを図ることが可能になります。喫煙所での滞在は、無防備な瞬間を生み出し、商品理解から購入意向へとつながる接点を提供します。

THE TOBACCOとの連携

この新サービスは、コソドが自社で運営する「THE TOBACCO」ネットワークを基盤にしています。このブランドは、都心を中心に190の拠点を持ち、累計で250万人以上のビジネスパーソンが利用しています。喫煙者が安心して過ごせるクリーンで快適な空間を提供し、広告主にとっては新たな接点へと繋げる役割を果たします。

提供するメニューとその効果

「BREAK touch」にはさまざまなメニューが用意されており、その一つが接客型サンプリングです。スタッフが常駐し、来店客に対して声をかけ、商品を体験してもらい、さらには簡易的なリサーチも行います。また、空間を一括でブランド化する「空間ジャック」や、QRコードを利用した「スクラッチAds」など、ターゲットに深くリーチするための多様なアプローチが可能です。

実際の活用シーン

企業はこのプロモーション手法を新製品の短期集中ローンチや、D2Cモデルのアプリ登録率向上に役立てることができます。特に新製品のローンチ時には、空間ジャックと接客サンプリングを組み合わせることで、短期間でブランドの好意度を高める効果が期待されます。

取り組みの背景

コソドは2020年から、都市のオフィスエリアにおける喫煙所をプロモーションメディアとして活用する取り組みを進めてきました。喫煙所は、分煙が進む都市における貴重な「立ち止まる場所」であり、繰り返しの接触を可能にするプラットフォームです。今回の「BREAK touch」は、その知見をさらに進化させ、消費者の「認知」から「行動」へとつながる質の高いコミュニケーションを実現する試みです。